韓国が贈る究極のスペクタクル・ラブストーリー『千年湖』の完成披露試写会が、6月7日(火)スペースFS汐留にて行われた。上映前の舞台挨拶には、主演のチョン・ジュノ、キム・ヒョジンが登場し、駆けつけたファンの声援に応えていった。

 強い信念のもと愛に命を賭ける、誇り高き将軍を演じたのは、ドラマ「ホテリアー」、映画『大変な結婚』でその存在感を見せつけた人気俳優チョン・ジュノさん。「公式の来日は今回が初めてですが、日本にはこれまでに10回くらい来ているのでとても親近感があります。日本では今韓国の俳優がとても人気があって、たくさん来日しているとのことなので、その中の一人として頑張っていきたいです」と挨拶。続いて、過酷な運命に翻弄されるヒロインを演じたキム・ヒョジンさんは、「日本食が大好き。盛り方がきれいだし、それがまた料理を美味しく感じさせる。いつも食べるのはトンカツ、お寿司、しゃぶしゃぶ。なので日本に来ると、必ず太ります(笑)」と笑顔を見せた。キムさんはモデルとして活躍後、大学にて演劇を学び直し映画界入りを果たした“本格派”であり、『誰にでも秘密がある』の三女役で好演を見せた期待の次世代女優でもある。

 また、『千年湖』の撮影については、「韓国語で『斧』という単語は、中国語の『ウサギ』に似ていて、戦争シーンの撮影当日、斧ではなく、ウサギが50匹届けられたことがありました(笑)。あと、私とキムさんのベッドシーンがあるのですが、撮影当時彼女は19歳だったんです。なので、彼女のお母さんを呼んで了解を得たんですが、そのことが私がベッドシーンをやりたいがために母親を呼び出して、必死に説得したと新聞に報道されてしまいました(笑)。」(チョンさん)、「水の中に入るシーンをプールで撮影したのですが、チョンさんは水がとっても怖いらしく、2メートルくらいですぐ浮上しちゃうんです。その度に私の頭を押さえ込んで浮上するので困りました(笑)」(キムさん)とそれぞれおもしろエピソードを披露し、会場を沸かせた。

(yamamoto)

☆『千年湖』は、2005年8月上旬よりシブヤ・シネマ・ソサエティほかにてロードショー!

□作品紹介
『千年湖』