ロックバンドに、恋に、ブラスバンドに、毎日めいっぱい生きるピュアな高校生たちの姿を元気よく描いた青春“ビート”ムービー『ビートキッズ』が、いよいよ本日初日を迎える事となり本作上映後の都内劇場に監督、出演者が多数駆けつけた。
登壇者は塩屋俊監督、ヒロインの七生役・相武紗季さん、ビートキッズのメンバーで英二役・森口貴大さん(HUNGRY DAYS)、ゲンタ役・市道信義さん(HUNGRY DAYS)、シゲ役・古河弘基さん(HUNGRY DAYS)、サトシ役・田中康平さん(HUNGRY DAYS)、タカタカ役・辰巳奈都子さん、マコマコ役・松田まどかさん、Kちゃん役・井上美琴さんの総勢9名!!

相武さん:「今日まですごく心配や不安がありましたが、観てくれた方たちの反応が良くて安心しました。本作は、観る人の心をとても元気にしてくれる映画なのでこれからもどんどん色々な人に観て頂きたいと思います!」

塩屋監督:「彼らと1年近く映画を作ってきて、今日がオープニングという事で一応区切りとなるんですね。今日観て下さった方は本作の感想や印象を各家庭や学校に持ち帰ってもらい、ビートキッズを全国に広めていって下さい!」

森口さん(HUNGRY DAYS):「この話が最初来た時に、演技なんて全然分からなかったので不安で一杯でしたが、監督から演技レッスンを受けなんとか乗り切る事が出来ました。とても良い作品になったと思います。」

市道さん(HUNGRY DAYS):「撮影終わった後も、自分が演じたゲンタが心の中に出て来るんですよ!悩んだ時や、自信がなくなった時に「おいっ!」って(笑)。劇中バンドのビートキッズは尊敬出来るバンドでもあるし、俺たちのライバルでもあるバンドです。今回はとても良い経験が出来ました。」

古河さん(HUNGRY DAYS):「真夏に撮影したので暑くてTシャツもびっしょりでしたが(笑)、楽しく出来て良かったです。」

田中さん(HUNGRY DAYS):「この映画をキッカケにビートキッズみたくバンドを作る人たちが出て来たら嬉しいですね!」

その後、監督に本作で印象に残ったシーンは?という質問が投げかけられると「そういえば、森口くんと父親役の豊川悦司さんのシーンで森口くんがアドリブで豊川さんの頭をパコーンと殴った時にはびっくりしたけど“森口くんすごいなー!”って思いましたね(笑)。相武さんの女優としてブレイクする瞬間も撮影中感じましたね。あとは、最後のビートキッズのライブシーンは決して忘れられません。HUNGRY DAYSの古河くんが作った曲で本作の主題歌でもある「喜怒哀楽」は、あの曲があってこそ本作が完成した!と言ってもいい位の曲です。」と監督自身興奮気味に語った。
 その「喜怒哀楽」をHUNGRY DAYSの市道さん(Vo)がアカペラで熱唱するなどの大プレゼントもあり、観客大喜びの舞台挨拶となった。
(菅野奈緒美)

☆2005年6月4日から池袋シネマサンシャイン、新宿トーア、川崎チネチッタほか 全国順次公開中!!
◇作品紹介
『ビートキッズ 』