本日『同じ月を見ている』製作発表記者会見が都内ホテルにて行われ、『魔界転生』以来2年ぶりの映画主演となる窪塚洋介さん、『インファナル・アフェア』シリーズで、香港若手注目株のエディソン・チャンさん、つかこうへい劇団で主演デビューを果たした黒木メイサさん、TV・映画・バラエティなどで大活躍の山本太郎さん、そして『バトル・ロワイヤルⅡ【鎮魂歌】』で父・深作欣ニ監督の遺志を継ぎ脚本・監督を務めた深作健太監督が出席した。

本作は土田世紀氏の同名漫画(小学館 ヤングサンデーコミックス)が原作で幼馴染3人の物語で、恋人エミを助けたい一心で医者の道を歩む鉄也に窪塚洋介さん、不幸な境遇に育つも心優しいピュアな心の持ち主愛称:ドンにエディソン・チャンさん、心臓病を患っているヒロインのエミに黒木メイサさんが扮する。
 
 本日の記者会見では最初メイキング映像としてスクリーンに窪塚さんと深作監督との初顔合わせの様子や衣装合わせ、エディソンが来日し空港に降りたった時の様子が映し出された。その後の挨拶で深作監督は「いつか一緒にやりたいと思っていた俳優の窪塚さんの復帰作に監督として参加できて嬉しいです。今年の東映のラインナップの中でどうやら自分達が一番若いチームらしいので若さを武器に皆で同じ“月”を見ながら頑張っていきたいです!」と笑顔で語った。
 2年ぶりの主演、またその2年間で役者としてどう生まれ変わったか?そして復帰を待ち望んでいた方達にメッセージを!と聞かれた窪塚さんは「お待たせいたしました!!生まれ変わったというほど新品じゃないけど自分にとって大切なもの、それは仕事や家族や友人なんですが、本当に大切なものが周りに残ったというか。だから役者という仕事をきちんとこなして皆に楽しんでもらえる作品づくりをしていきたい!」と強い意気込みを見せる。
 『インファナル・アフェア』無間序曲以来の来日を果たしたエディソンは「日本の映画等に出演するのが夢だし良い経験にもなるので今回のお話は大変嬉しいです。」、黒木さん「ストーリー含めすごくピュアな感じがしたので私自身も真っさらな気持ちで挑みたいと思っています。」、山本さんは「本当はユミ役やりたかったんですけどね(笑)」と会場を沸かし「自分自身も一皮剥きたいと思っていた時期に今回のお話が来たので、ぜひトライしたい!と思いました。」とそれぞれ挨拶。
 最後に「自分達はやるのみ!皆は観るのみ!!よろしくお願いします!」と窪塚節も復活を遂げた。

※本作『同じ月を見ている』は4/29クランク・イン、6月下旬にクランク・アップの予定。2005年11月全国東映系ロードショー!!

(菅野奈緒美)

□作品紹介
同じ月を見ている