島本和彦原作のコミックを映画化、どんな逆境にもめげず羽住英一郎監督が映画化を熱望し実現!
映画化が不可能といわれた原作、ファンの間では、復刊の話題には上るが、実現されなかった原作コミックも、15年ぶりに単行本にまで実現した。
主人公の野球部キャプテン・不屈闘志役には、25歳で高校生役を演じる玉山鉄二。野球部マネージャー役には、出演映画、TVドラマ、CMと、どれも話題になっている人気女優・堀北真希。野球部監督には、映画『みんなのいえ』で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞し、『マスク2』では声優にも挑戦しているココリコの田中直樹。校長役には、藤岡弘、と個性派俳優が集まった。
どんな逆境にも立ち直り、甲子園めざし地区予選で112対0のスコアの逆境に立ち向かう!

舞台挨拶では、玉山鉄二さんは、
「ほんとうに体に気をつけてみていただけるというコメントがふさわしい映画です。新しいジャンルの映画になっていますので、よろしくお願いします。」
堀北真希さんは、
「三重県での撮影で、スタッフ・キャストが助け合いながら撮影した作品です。わくわく、ドキドキしながら見てください。どんな逆境にも立ち向かっている私たちを見てください」
田中直樹さんは、
「原作の大ファンだったので、撮影現場が毎日楽しみでした。」
藤岡弘、さんは、
「コミックがどんな作品になるのか楽しみでした。キャストのみんなががんばってくれた作品で、ひさしぶりに目頭が熱くなった作品です。」
原作の島本和彦さんは、
「原作を15年前に書かせて頂きました。その原作が昨日まで本が復刻していませんでした。その原作を監督が私のところにやってきて映画化させてくれと頼みにきました。それから映画化まで監督には、様々な逆境を襲ったそうです。その作品を見させてもらって、監督が作りたいものを作るとこんな作品になるんだと初めて実感しました。田中さんが原作のファンだと言ってくれて書いていて良かったなぁと感じますし、夢を諦めなければ、なんとかなると感じました。私の隣に藤岡さんが一号ライダーがいるんですよ。本当にこんな時がくるなんて・・・・」
羽住英一郎監督さんは、
「僕が15年前に助監督の時に読んだコミックで、困難にぶちあったときにめげてしまうのですが、逆境だぁ!と叫ぶと、根拠のないパワーがみなぎって前向きになれたので、みんなの共通言語になるかもと思っていました。島本さんのところに原作権をもらいにいたっときに、原作コミックを復刻しましょうと断言したことは、守れたと思うのであとは、映画のヒットだけです。」

詳しい模様は、ムービーで。
(YAS)

映画は、2005年7月、渋谷アミューズCQN、池袋シネマサンシャイン、ほか全国ロードショー

□作品紹介
『逆境ナイン』