今年で13回目を迎えるフランス映画祭横浜では、毎年6月中旬は総勢約100名のフランス映画代表団が来日し、会場のパシフィコ横浜周辺は“プチフランス”な空間に一変し多くの観客を楽しませている。もともと横浜市はリヨン市と姉妹都市の関係にあり、古くから貿易、文化、などさまざまな面で交流を深めてきた。その延長線上にフランス映画祭横浜があったわけだが、今年はそれに加えて、横浜美術館で開催される「ルーブル美術館展」をはじめ、フランスに関係する様々なイベント、企画が横浜市内各所で開催される≪横浜フランス月間≫が6月の30日間スタートすることとなった。
この≪横浜フランス月間≫の記者発表会に登壇した中田横浜市長は、「150年前に横浜が開港してから、フランスが最初に領事館を設けたのがこの横浜でした。以来絹の流通を通してフランスと横浜は姉妹都市という関係がはじまりました。毎年開催しているフランス映画祭横浜も今年で13年目を迎え、横浜市ではフランス映画を通じてだいぶフランスとの関係が定着してきています。そうした関係をより発展させていこうと考え、今回こうした≪横浜フランス月間≫というものをスタートさせることとなりました。」と語った。
 フランス映画祭横浜2005、ルーブル美術館展(4月より開催)の二つを中心に市内のレストラン、カフェ、ホテル、百貨店、博物館など、いたるところで「フランス」を発見できる30日間になるという。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

□公式ホームページ
横浜フランス月間