4月から放送開始の深夜ドラマ「ホーリーランド」は、架空の街シモキタで抗争を繰り広げる不良少年たちの葛藤を描き、出演者には格闘技の経験を持つ若手注目株を揃えた本格リアル・ファイトドラマだ。今回、初めてドラマの総監督を務める『あずみ2』の金子修介氏に、本ドラマへの思いを語っていただいた。
 
━━━「ホーリーランド」ドラマ化のお話をもらった時、どう感じられましたか?
 映画のように一つのものにするよりも、ドラマのように連続した方が面白くなりそうだなと思ったんです。30分で全13話は原作にとってはいい映像化の枠じゃないかなと。それは、主人公ユウの変化というものが段階を追って描けますし、柔道家、空手家など次々に敵が現れたり、一種の格闘技が違うパターンで登場するのも活かせていけるので。それが連続ドラマの面白いところの一つですから。
 
━━━原作を監督なりにどのように映像化していこうと?
 「ビー・バップ・ハイスクール」などヤンキーものはこれまでにもありましたが、それらよりもマニアックになっているなと思います。ケンカや格闘技のノウハウみたいな要素が入っていて、それを活かすことも映像化の一つのフックかなと思っています。ただ、主人公のユウが、ナヨナヨしていて引きこもりでありながら、アクションが抜群で強くなっていくというキャラクターを演じられる役者がいるのかが問題でした。アクションをできるヤツがやればいいんですが、でもアクションができるとナヨっとしたのがでてこない。逆にできないヤツができるようになるというのはドラマ化では無理で、だから難しいなと。でも『あずみ2』の現場で、石垣佑磨くんに「ホーリーランド」って知ってる?って聞いたときに、彼の目の色が変わって。それを見た時に今まで難しいなと考えてきたことが全部チャラになったんです。石垣くんはアクションが大丈夫でもキャラクターには合わないと思ってたんですが、これはもう石垣くんでいこうと。その瞬間が僕らにとっては大事だったよなと思います。男の子相手に恥ずかしいけれど、惚れたってことでしょうね(笑)。
 
━━━3話からはそれぞれの監督が担当するとのことですが、それ以降金子さんはどのようにドラマに参加していくのでしょうか?
 脚本づくりに常に参加していきます。僕の言った通りとかではなく、監督のやりたいことをいかに引き出していくかを見ていく予定です。複数の監督が撮ると、主人公のキャラクターが変わる可能性もあるのでそれを防ぐことと、それをやりながら監督の持ち味を引き出していこうと思っています。現場についてはそれぞれの監督に任せています。才能のある監督たちですので、僕もドラマの仕上がりが楽しみですね。

(yamamoto)

☆「ホーリーランド」は2005年4月1日よりテレビ東京にて毎週金曜日 深夜1:30〜よりON AIR!!
※テレビ大阪 2005年4月10日より毎週日曜日 深夜1:05〜よりON AIR!!
テレビ愛知 2005年4月8日より毎週金曜日 深夜1:28〜よりON AIR!!
テレビせとうち 2005年4月13日より毎週水曜日 深夜0:58〜よりON AIR!!
TVQ九州放送 2005年4月21日より毎週木曜日 深夜1:28〜よりON AIR!!
びわ湖放送 2005年4月21日より毎週木曜日 深夜1:55〜よりON AIR!!
岐阜放送 2005年5月12日より毎週木曜日 深夜1:40〜よりON AIR!!

■公式サイト
「ホーリーランド」