『Shall We Dance?』リチャード・ギア&ピーター・チェルソム監督来日記者会見
日本やアメリカでも大ヒットしたあの「Shall we ダンス?」が豪華キャストのハリウッド映画となって蘇った。3月28日に東京・新宿のパークハイアット東京にてリチャード・ギア&ピーター・チェルソム監督の来日記者会見が行われた。
610人のマスコミが集まる中、リチャード・ギアは「25年前に初めて来日した時は、こんなにマスコミはいなかった。」と会場を和ませた。
「社交ダンスは13才以来していなかった。撮影の3ヶ月前から特訓をし、映画の主人公が上達していく過程は、実際に自分がダンスで上達していった過程そのものだった。」
役所広司ついては、「役所さんの演技はパーフェクトで、あれ以上の演技はできない。彼の演技はシンプルで、そういう演技が一番難しい。」また、リメイク版については「オリジナルよりも結婚にフォーカスしている。スーザン・サランドンが演じる妻の役がオリジナルとはかなり異なる。リメイク版の妻はパワフルに生きており、夫婦のコミュニケーションも上手くいっている。それにもかかわらず、他に何か大きなミステリアスな問題がることが観客に伝わると思う。」
ピーター・チェルソム監督はリメイクについて、「オリジナルはとても素晴らしい。今回のリメイクではオリジナルと大きく変えようとはせず、話をアメリカ文化のフィルターにかけた。また、リメイク版の主人公は設定を裕福にし、主人公のパーフェクトなはずの人生の何か欠けている部分を表せたと思う。」
(T.S)
作品は4月23日(土)より 全国東宝洋画系にてロードショー
配給:ギャガ・コミュニケ—ションズ