“映画”と“飛行機”への夢と未来に尽きることの無い情熱を捧げた伝説の大富豪、ハワード・ヒューズ。その真実の物語を、『グッドフェローズ』などの巨匠マーティン・スコセッシが渾身の超大作として完成させ、本年度のアカデミー賞でも、最多5部門を受賞した『アビエイター』。本作のプレミア試写会が、3月22日恵比寿ガーデンホールにて開催された。この日の試写会は、映画の題材である全ての夢を叶えた男・ハワード・ヒューズに因み、各界で常に自分の夢を追い実現させているセレブを招いて行われたもので、会場には女性実業家としても活躍中の神田うのをはじめ、まさに日本のハワード・ヒューズと呼ぶに相応しいゴージャスな顔ぶれが出席し、作品を楽しんだ。
 また、上映に先立ち、現在全国で展開されている“夫婦50割引き・映画館に行こう”キャンペーンで、初年度映画大使に任命された筑紫哲哉、阿川佐和子によるトークショーも開催された。クラッシック映画も大好きという阿川が、「50歳以上の人…あの時代の映画とかアメリカとかに思い出を持っている方と一緒に観たほうが、面白いとおもいます」と本作に関して水を向けると、筑紫の方では劇中に登場する往年の女優たちや、晩年はマスコミに出ないことでますます伝説となっていったヒューズのアメリカでの語られ方など、様々なエピソードを披露。とても短い時間では全てを語り尽くすことのできない、深く広い作品の魅力のエッセンスを語った。
 なお、『アビエター』は2005年2月26日より丸の内ルーブル他にて全国ロードショー公開!
(殿井君人)

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