ジム・キャリー主演、あまりにも可哀想で読むのを止められず、世界中でベストセラーになった原作を映画化。
『ハリーポッター』シリーズに並ぶ、原作『世にも不幸なできごと』シリーズを『ムーンライト・マイル』『シティ・オブ・エンジェル』などの監督ブラッド・シルバーリングが担当、すでに今年のアカデミー賞で4部門にノミネートされ、見事、メイクアップ賞を受賞している話題作です。
このたび、監督、主演の不幸せな兄弟を演じたエミリー・ブラウニングとリアム・エイケンが来日、都内で記者会見を行った。司会は、予告編のナレーションを担当した、俳優の谷原章介さん。

−−−映画化にあたって
監督「幅広い世代に愛された作品を映画化できるなんてうれしいです。作品は現代のおとぎ話だと思います。」
−−−演じてみて
エミリー「すばらしい時間を過ごすことができました、セットもキャストもすばらしいです。そして、衣装も素敵オでした」
リアム「原作を先に読んでいましたので、演じる上で、あまりポジティブな発想をしない少年で、演じる上で楽しい作業でした。監督からも細かく指示があってのよかったです。」
−−−キャスティングに関して
監督「この作品は、ジム・キャリーのマネージャーさんの息子さんが作品のファンで、子供がジム・キャリーを指名してくれていました、そこからジムから仕事をしたいとオファーがありました。メリル・ストリープも下の娘さんからお母さん、演じてよ!というオファーがありました。子供がキャスティングしたような感じです。」
エミリー「ジムは、いつも笑わせようとするので、真顔の時に困りました。現場は楽しいでした。」
−−−衣装なセットについて
リアム「毎日、仕事に行くのが楽しいくらい、明日はセットがどんな風に変わっているだろうかなど、セットの中を探検するのが楽しみでした。僕の衣装はたいしたことはなかったですが、すばらしい衣装です。」
エミリー「私は、衣装はコルセットをしていたので、ハードなシーンではきつかったです。セットは360度しっかりとした作りで、すばらしいです。」

会見後は、応援に歌手の安倍麻美さんが駆けつけ、コントのいつもここからのお二人が映画の題材にあわせたオリジナル・コントを披露した。

作品は、5月、丸の内ルーブルほか松竹・東急系にて全国拡大ロードショー公開されます。
(YAS)

□作品紹介
『レモニー・スニテットの世にも不幸せな物語』