今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞であるファンタランド大賞を受賞した高橋玄監督『CHARON』が、ドーヴィルアジア映画祭・コンペ部門に出品、先ほど帰国、『CHARON』の上映前に凱旋の舞台挨拶を行った。
次回作は『ポチの告白』は、『CHARON』と全く異なる警察犯罪を描いた先ごろ完成した3時間越える大作。
高橋玄監督にドーヴィルアジア映画祭での上映の様子を聞くと、2回のスクリーニングは、満員で、急遽、追加上映も行われたそうで、観客の反応もよかったとか。
来週は、香港で開催される香港映画祭でも上映されるそうで、海外での反響もいいようです。
『CHARON』の上映にも関わらず、スタッフ・出演者が勢ぞろい、撮影秘話などが語られ、見ることのできない観客にとっては、不思議な舞台挨拶となりました。
『ポチの告白』は、カンヌ映画祭への出品する計画で進んでおり、日本での公開は、まだ先。
ゆうばり映画祭で発表された話題作は、どんどん海外へ進出していきます。

※ドーヴィルアジア映画祭は、今年は三池監督の特殊上映などもあり、日本からは、『CHARON』のほか、『レイクサイド・マーダー・ケース』『稀人』などがコンペ部門で上映されています。詳しくは下記のサイトをどうぞ。

□ドーヴィルアジア映画祭
ドーヴィルアジア映画祭

(YAS)