ロボットアニメの原点でもある『鉄人28号』、今から50年前に誕生し、実写、3度のTVアニメ化と幅広い世代に愛された不朽の名作。
昨年、秋の完成から約半年ぶりに待望の一般公開、初日を迎えた。
新宿のシネマミラノでの初日舞台挨拶には、主演の正太郎を演じた池松壮亮くん、蒼井優さん、視覚効果の松本肇さん、冨樫森監督が登壇した。
撮影から1年半ぶりの池松くんは、「身長が撮影当時は149センチでしたが、今では160センチを超えてしまいました」とその成長ぶりは、しっかりとした口調で「この作品を多くの人に伝えてください」とPR。原作にないキャラを演じた天才少女・立花真美を演じた蒼井優さんは「今までの自分が演じたことのないキャラクターで最後まで冨樫監督が演技指導をしていただき、助かりました。本編ではハキハキとしたカッコイイキャラクターを演じてます」と。視覚効果の松本肇さんは、このシネマミラノの劇場が名画座のころから知っており、その思い出を熱く語ってくれました。最後に冨樫監督は、「1000人を超えるスタッフの力作です。」と、また亡くなった原作者・横山光輝さんとの思い出なども語ってくれました。
本作は、海外での公開も決定し、世界中で愛されることを期待しています。
(YAS)

□作品紹介
鉄人28号