ユナイテッド・シネマとしまえんで、3月5日(土)より公開中の「ローレライ」(配給:東宝)の大ヒットを記念して、今年7月に4年目を迎えるユナイテッド・シネマCG&アニメーションフィルムフェスティバルの審査委員としても参加頂している樋口真嗣監督が舞台挨拶を行った。

樋口 真嗣監督コメント
この映画は、自分の立っているポイントを確認するような映画をあえて撮ろうとしたところから始まり、自分一人で考えるだけにとどまることなく、俳優陣と一緒に作っていこうと思っていました。役所さんはたいへん熱い演技をされ、映画的にもその方が伝わるのですが、実際は潜水艦の艦長は冷静沈着でなければならないので、「あれが映画のウソですね」と言われてしまいました。かつては私も「映画のウソ」をつつく方だったんだけど(笑)。ただ、撮る側となっていますので、それぞれの俳優が信念を持って演じたものを、映画の流れから外れないようにうまくやっていくかを毎日考えていました。

「ローレライ」は、3月5日(土)よりユナイテッド・シネマとしまえんほかで公開中です。