フランスで7人に1人が観たという『コーラス』のジャパン・プレミア試写会が4日(金)有楽町朝日ホールにて行われた。『ニュー・シネマ・パラダイス』『WATARIDORI』のジャック・ぺランが製作を手掛ける本作は、新任の音楽教師と23人の子供たち、そして“奇跡の歌声”を持つ孤独な少年との交流を描く涙の感動作。試写会には、作中で美しい歌声を披露している美少年ジャン=バティスト・モニエくんが登場。3000人の候補者の中から選ばれた彼は、実際にリヨンの名門、サン・マルク少年少女合唱団でソリストを務めていた。

「日本は大好きな国です」と話すモニエくんは、今回が2回目の来日。今後の夢について聞かれると、「俳優をやりたい。今回、『コーラス』ですばらしい経験ができたし、多くのことを学べました。撮影現場の雰囲気も好きです」と語り、実際次回作のオファーが多く寄せられているという。舞台挨拶では、150万枚を突破したサントラ盤にも収録されている「海への想い」を披露し、会場は、フランスで社会現象を巻き起こしたその歌声に聞き入った。

また花束贈呈役に、千秋さんが登場。「澄んだ声でびっくりしました。このまま変な風に曲がらないで、(歌声のように)素直なままでいて欲しい(笑)」と語り、作品については「普段映画を観てもあまり泣かない方ですが、3回は泣き所があります」と絶賛。モニエくんには「うちの子の花婿さんになってくれませんか?」とアピールしていた。

(yamamoto)

☆『コーラス』は4月9日よりシネスイッチ銀座ほか全国ロードショー!!

□作品紹介
『コーラス』