独自の世界観を創り続ける本田隆一監督最新作『脱皮ワイフ』。先日ゆうばり映画祭フォーラム部門で上映された際、満員御礼となったそのお礼として、5日(土)アップリンクファクトリーにて本田監督、出演者の方々による舞台挨拶が行われました。

進行役を務めた本田監督は「最近の監督は司会もできなくちゃいけないんですね」と少々緊張気味(?)。同じ男とセックスをくり返すと、ある日突然「脱皮」してしまう美樹を体当たりで演じたmikoさんは、撮影中大変だったことを聞かれると「ないですね。撮影現場はこんなに楽しいものかと思いました」と笑顔。続いてラジオディレクター役の時任歩さんは「(本作のお話をもらった時)おもしろいなあと。私も脱皮したーい!と思いました(笑)」と同じく笑顔で語りました。

また、茨木ローカル発の没落ミュージシャンとして強烈なキャラクターを演じきった小沢和義さんは急遽欠席となり、代わりに益子智行さん扮する舎弟のテツを連れて“溝呂木はじめ”さんが登壇。歌いながら華麗に登場した溝呂木さんは、作中同様、暴走気味の振る舞い&トークを披露しお客さんは大爆笑。最後は「ヅラがかゆいんだよ!」と叫び、立ち見も出た超満員の会場を大いに盛り上げました。

(yamamoto)

□作品紹介
『脱皮ワイフ』