公開初日からわずか3日間で、興行収入3000万バーツ(約9000万円)を突破、1ヶ月で130万人のハートを掴んだ、懐かしくも可愛いラブストーリー『フェーンチャン ぼくの恋人』。3月19日からのロードショー公開を前に、瑞々しい作品を作り上げた6人の監督コムグリット・ドゥリーウィモン、ウィッターヤ・トーンユーヨン、ソンヨット・スックマークアナン、ニティワット・ターラン、アディソーン・ドゥリーシリカセーム、ウィッチャヤー・ゴージウと、主人公のジアップを演じたチャーリー・タライット、彼の気になる幼馴染ノイナーを演じたフォーカス・ジランク、ジャイアン系ライバルキャラジャック役で多くの助演男優賞を受賞したチャルームポン・ティカマボーンティラウォン、とそれぞれ名優ぶりを発揮した3人の子役がキャンペーンで来日を果たし、3月1日に開催されたチャリティ試写会で舞台挨拶を行った。またこの日の試写会は、タイも被災国となったスマトラ島沖地震のチャリティも兼ねており、秋篠宮同妃殿下もご臨席賜れた。

 多くの日本の観客を前にしても、臆したそぶりはすこしも見せず、キュートながらも貫禄さえも感じさせる子役達。「泣くシーンが難しかったです」(フォーカス・ジランク)、「これからも僕たちの映画をもっともっと見て欲しいです。(学校でもてているかどうかは)よく判らないよ…」(チャーリー・タライット)、「今日は沢山の方が集まってくれて暖かい空気を感じています」(チャルームポン・ティカマボーンティラウォン)とコメント。またタレントの小沢真珠が花束のプレゼンターとして登場し「子供たちが皆さん個性的ですごく面白く、子供の頃の思い出とかを沢山思い起こさせる作品です」と作品の感想を述べた。

 なお『フェーンチャン ぼくの恋人』は3月19日より、シャンテシネにて胸キュンロードショー!
(殿井君人)

□作品紹介
『フェーンチャン ぼくの恋人』
□公式頁
『フェーンチャン ぼくの恋人』