ジャパニーズ・ホラーのリメイクであり、アメリカで1億ドルの大ヒットを飛ばした『THE JUON/呪怨』が公開初日を迎え、新宿東急にて舞台挨拶が行われた。会場には、弱冠32歳にしてハリウッド映画でNo.1を獲得した初の日本人監督となった、清水崇氏が駆けつけた。
 
 「新宿に早く着いたのでうろちょろしていたら、職務質問を受けた監督の清水です(笑)」と挨拶を始めた監督は「今までで今日が一番緊張しています。日本では『呪怨』を一度やっているので、お客さんが来てくれるのか不安でした。いつまで『呪怨』で飯を食らうつもりだと(笑)」と心中を明かした。
 また、「アメリカはわかりやすい怖さが主流。日本独特のわかりにくい曖昧な部分こそが怖いと僕は思っているので、それを残すのに苦労しました。プロデューサーのサム・ライミは、そういう日本の良さを理解してくれている数少ない一人。彼がいなかったら『THE JUON/呪怨』は作れなかった」と、日本人監督初のメガヒットを達成した裏には苦労とプロデューサーの多大な支えがあったことを語った。

(yamamoto)

☆『THE JUON/呪怨』は、2月11日より渋谷東急ほか全国松竹・東急系にてロードショー!

□作品紹介
『THE JUON/呪怨』