本日、東京国際ファーラムにて『僕の彼女を紹介します』のジャパンプレミア試写が行われた。登壇したのは、監督のクァク・ジェヨンさん、主演のチョン・ジヒョンさん、製作を担当したチョン・フンタクさん。三人が舞台へ上がると、超満員の会場のあちこちから割れんばかりの黄色い声援がいつまでも飛び交う。そんな興奮冷めやらぬ中、早速お話を伺った。

クァク・ジェヨン監督は「皆さん今日は本当にありがとう。この映画観れば、チョン・ジヒョンの魅力はすぐに解って頂けると思います。彼女の本当の魅力がすごくよく出ている作品に仕上がりました。」と語り、チョン・ジヒョンさんは役と自分が重なるところは?と聞かれると「かわいくてチャーミングなところです。嘘です!(笑)」とお茶目な一面も見せた。「この役も含め、今後私が演じるキャラクターの中には絶対自分本来の姿が役の中にも入っていると思います。そして私はいつでも自然な演技を心がけています。今、日本では韓国の映画やドラマがとても親しんでもらっていると言う事で、そのおかげで私も自信を持って宣伝が出来ます。この韓国の人気が一時的なものにならず、今後も続けて愛してもらい、両国の文化交流にもっと繋がればいいな、と思います。」と笑顔で答えた。
そして本日はビックゲストがもう一人、本作『僕カノ』の音楽を提供したYOSHIKIさん(元X-JAPAN)がこの映画のプロモーションの為に登場。クァク監督が大ファンでずっとラブコールを送っていたという。それに対しYOSHIKIさんは「監督が僕のファンと言う事ですが、僕も本作を観て監督の大ファンになりました。僕の曲をこんなに理解して、使ってくれたのでとても嬉しいです。」と気持ちを伝えた。

素晴らしいキャストに加え、素晴らしい監督や曲で作り上げられたこの作品『僕の彼女を紹介します』は今年のクリスマスシーズンに封切られる、たった一本の、そして今年一番のラブストーリーになることは間違いないだろう。

※2004年12月11日より、丸の内プラゼール他にて全国公開!
(菅野奈緒美)
■作品紹介
僕の彼女を紹介します