史上初!本格的韓日合作アニメーション映画の誕生!!
熱狂的なファンを持つアジアン・ファンタジー・コミック、完全映画化!

 現在、韓日両国間では活発な文化交流が進められている。そして、来年は更なる両国の交流の促進ならびに相互理解と友好親善を深め、パートナーとして21世紀を共に歩んでいく関係を築くため韓日両国では来年2005年を「韓日友情の年」と定め、さまざまなイベントが行われる。
そこで本日は、「韓日友情の年2005」のプレイイベントとして史上初めて韓日両国で共同製作され、年内に両国で公開される劇場アニメーション『新暗行御史』のプレミア試写会が銀座のヤマハホールにて開催された。
原作は小学館月刊サンデーGXにて連載中の超人気コミック。原作・尹仁完(ユン・インワン)、作画・梁慶一(ヤン・ギョンイル)、共に韓国人でありながら、日本で連載が開始された異色の作品である。

登壇者は、 原作のユン・インワン氏、監督の志村錠児氏、作画担当のヤン・ギョンイル氏、声を担当した摩利役のパク・ロミ氏、日本版オープニングナレーションを担当のユンソナ氏、韓国版オープニングナレーション・タイトルコール担当のイ・ジフン氏。

ユン:「韓日共通に楽しめるものを探していて、本作に出てくる暗行御史というものが日本の「水戸黄門」に通じるようなところがあったのでこの作品を作りました。日本のコミックで本作が連載されて好評だったという事でとても嬉しいですが、色々な意味で多くの方達に観てもらうという事でもあるので緊張もします。」
ヤン:「日本の読者にも違和感なく観てもらえるように作る、という事で研究しながらやりました。」
志村監督:「先日韓国に行き、試写会でこの作品観たのですが、なんか新鮮な感じがしましたね。」
パク:「アニメーションはスピード感もあり、テンポもとても良いのでぜひ楽しんで観てもらいたいですね。」
ユンソナ:「この作品は韓国でTVや本などでも有名なものです。なので、今回このような劇場アニメーションになるとの事で嬉しいし、驚きました。」
イ:「私はナレーション初で、声のみで自分の感情を表さないといけないのは大変でした。周りの方達に助けられながら、という感じでしたね。」

世界に誇るアニメ大国の日本と、国をあげてアニメコンテンツ産業に取り組む韓国との国境を越えたコラボレーションが実現し、見事完成した『新暗行御史』は、2004年12月4日、シネ・リーブル池袋他にてロードショー! 韓国でも日本とほぼ同時公開!
(菅野奈緒美)
■作品紹介
新暗行御史