21日(日)、12月1日(水)にオープンになる羽田空港第2旅客ターミナル(通称:羽田ビッグバード・ターミナル2)/東京都・太田区)の出発ロビーにて、05年お正月映画第一弾として全国公開される映画『ターミナル』(監督:スティーブン・スピルバーグ)のトークショー試写会が行われた。空港(ターミナル)内で、映画の試写会が行われたのは、史上初めてのことで、空港関係者も「オープン後は二度と出来ないだろう」言うほど、歴史的にも貴重なイベントとなった。

映画の内容は、ある男が東ヨーロッパの国から、アメリカの空港に降り立ったが、自国でクーデターが起きてパスポートが失効、国に帰ることも空港から出ることも出来なくなる。そのまま空港に住み着いた男は、さまざま出会いやスチュワーデスとの恋を経験しながら、ある「約束」を守る為、9ヶ月間、空港(ターミナル)で生活を余儀なくされるという感動のヒューマン・ストーリー。

本作品のキーワード「約束」から、今回トークショーのゲストとして登場したのは、今年、パ・リーグの「約束」を守った男として、ヤクルトスワローズの古田敦也(39才)選手と、空港(ターミナル)といえば、お「約束」とも言うべき、「スチュワーデス物語」の主役を演じ、全国のお茶の間を感動の渦に巻き込んだ、堀ちえみ(37才)さんが登場。突然のサプライズに約200人の観客から歓声があがった。

古田選手は「(新ターミナルについて)日本の空港じゃないみたいにキレイですね。匂いも新しいし。(映画について)は、もしこういう状況(空港に住まざる得ない)に自分おかれたら、自分だったら、どうするか?深刻な状況に立たされた時に、如何に立ち向かうか?ということを男同士で語り合いたくなりますね。キャサリン・ゼタ=ジョーンズも今回すごくかわいいしね。」と熱っぽくコメント。堀ちえみさんは、「(映画について)家族みんなで見たい映画ですね。 空港に住めたら楽しそうですね。いろんな物が売ってるし、わくわくしちゃう(笑)。(新ターミナルについて)まだオープンしていないので人がいないし、ホントに映画のセットに入り込んだ感覚になっちゃいますね。」と語った。
                                  今回の試写会に参加した一般の人々も、「すこく面白いですね。記念になります。」と語るほど、印象深い試写会となったようだ。

『ターミナル』
配給:UIP
12月18日(土)より、日劇1ほか全国一斉・お正月第一弾ロードショー!
主演:トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、
監督:スティーブン・スピルバーグ

□作品紹介
『ターミナル』