今年で10周年を迎える“函館港イルミナシオン映画祭”は、平成7年に“函館山ロープウェイ映画祭”として、あがた森魚監督『オートバイ少女』、篠原哲雄監督『草の上の仕事』、矢口史靖監督『裸足のピクニック』の3本の上映からスタートした。
本日はミュージシャンとして、また“函館港イルミナシオン映画祭”ディレクターとして活躍するあがた森魚氏がテアトル池袋に登場。その他俳優で司会を務める小林三四郎氏、ショートフィルムを作った若手監督たち、女優のハルカ氏4名も次々と登壇。トークイベントとして、映画祭について語ってくれた。

あがた氏:「“函館港イルミナシオン映画祭”が始まるキッカケは、ちょうど10年前1994年に、僕が監督し、函館でロケをした『オートバイ少女』という作品がありまして、ぜひ函館に何かお返しをしたいと思ったんです。最初は函館山ロープウェイ映画祭という名で始まったんですよ。」
「シナリオ大賞については、函館山付近は映画のロケ、CM,TVにいっぱい使われているから、ここから発信できるシナリオ作ってみては?という事で今年で8回目を迎えます。早いですね。」

小林氏:「素晴らしいラインナップを揃えたので、遠いですがぜひ来て下さい。函館映画祭はモノを作る映画祭です。上映だけでなく作るというのはとても素晴らしいし、魅力的だと思います。日本の映画祭の中でも珍しいんじゃないかな?新しい日本映画を作る監督たちにも焦点当てた映画祭です。もっと深く掘り下げて追求していけたらと思います。」

本日登壇した若手監督『ZASHIKIオヤジ』のTATSUO監督、『アトムの光』の古本恭一監督、『よろこび』の松村監督の作品は本映画祭の若手インディーズ監督たちの映像作品を上映する「ショートフィルム・マシンガン」という企画にて上映される。

そして最後にあがた氏「じっくり見てください。素晴らしい3本です。色々な形で映画に関わっている人達が函館には来ます。函館の街に降りた時何かを感じて頂けたらと思います。大滝監督の『狼少女』はじめ、今後も色々な所から発信していくので宜しくお願いします。」と力強く語った。
10周年を迎える今年の映画祭は、12月3日(金)〜5日(日)の3日間、函館山山頂クレモナホールを会場に行われる。この機会に足を運んでみてはいかがだろう。若き才能たちとの出会いがあるかもしれない。
(菅野奈緒美)