今、全世界で注目を浴びるジャパニーズ・ホラーに新たな衝撃を与えた、全9話で完結する恐怖の連鎖反応ムービー『日常恐怖劇場オモヒノタマ(念珠)』ジェームズ・キャメロン監督の『アビス』に参加し、『帝都大戦』の特殊造形や数々のCFを手掛けた、異色の天才・岡野正広をはじめ4人の新鋭監督が、原史奈、小島聖、オダギリジョー、竹中直人などの豪華競演陣と共に、現代の恐怖世界を描き出した、2004年話題のジャパニーズ・ホラー映画だ。今回は、DVD全3巻の単品と特製アウターケース入りのDVD−BOXを一挙にリリース。(2004年10月23日から絶賛発売中!)

本日、『日常恐怖劇場オモヒノタマ(念珠)』DVD発売記念としてDVD第1巻【壱の珠「念ヒ」】に出演している原史奈さんがHMV渋谷に登場し、トーク&サイン会が開催された。会場には多くのファンがつめかけていたがそんな中、原さんには日本中を恐怖で包み込んだ『オモヒノタマ(念珠)』の制作秘話などを語ってもらった。

Q.原さんは比較的ホラー作品に多く出ていませんか?
原:「そうですね。自分もホラー好きだから楽しんでやっていますよ。全然霊感もないので。笑)」

Q.よくホラーを撮る前はお祓いに行くと言いますが。
原:「1話のメンバー、そして監督とで行きました。やっぱり不吉な事が起こると嫌なので…。本作だけでなく、ホラー作品はどれでもお祓いには行きます。その方が安全ですし。」

Q.今回、妊婦役でしたが。
原:「休憩中とかみんな何故か優しいんですよ。お腹の大きさでつい反応してしまうらしくて。笑)面白い体験でした。」

Q.撮影中はどんな感じでしたか?
原:「ゾンビに抱き疲れるシーンは本当に気持ち悪くて…。特殊メイクがすごいんです。最初はゾンビに蛆虫がついていたんですが「それはいやです…。」という事でカットにしてもらったりもありました。蛆虫がリハ中ぴょんぴょん飛んでるんですもん!引きで撮れば蛆虫も見えなくなっちゃうしいっか!という感じです。」

舞台、ミュージカル、映画と幅広く活躍している原さんは、現在は舞台『崔版 近松バイオレンス 女殺油地獄』(崔洋一演出) の仕事に取り組んでいるとの事。「色々な事をやらせてもらい、大変ですけど勉強にもなるし面白いです。」と笑顔で語る。12/15日から新宿シアターアプルで上演予定との事。映画の方も、来年にかけて公開予定の作品があるという事なので、原ファンはぜひチェックしておこう。
最後に、「本作は、”日常恐怖劇場”という事で本当に日常で起こりえる恐怖を描いているのでリアリティがあります。なのでけっこう恐いですが楽しんで見て頂ければと思うのでよろしくお願いします。」と挨拶をした。

(菅野奈緒美)