今、日本でも話題を呼んでいる『スカイキャプテン』の来日記者会見が本日六本木ヒルズで行われた。登壇したのはケリー・コンラン監督、グウィネス・パルトロウ、ジュード・ロウ、ジョン・アヴネット(プロデューサー)の四名。ジュードは二回目の来日で、グウィネスは公式では初来日。昨日、ジュードは家庭の事情という事で舞台挨拶には顔を出せなかった為、本日は皆が待ちわびている様子が伺えた。

Q.生の舞台の経験はどう映画に生かされてる?
ジュード「舞台は俳優として限界に挑戦する場です。演技を学んで、その経験を映画に持ち帰れればと思っています。」

Q.子供産んでもすごく素敵ですが美の秘訣とかありますか?
グウィネス「ありがとう。特にないけど赤ちゃんベビーカーに乗せてやっている散歩位かな。あとはヨガ。散歩とヨガのコンビネーションが良かったんじゃないかしら?」

Q.主役二人がキャストされた理由は?
ジョン「僕が知っているジュード・ロウを監督に紹介しようとしたら監督は冗談じゃないかと受け止めたんだ。まさか、自分がやっている実験映画に出てくれる訳がないと。ケリーはこれが初監督作品で。でもブルースクリーン前で演じなければいけないシーンで少し舞台に少し似ているんです。そこで舞台経験のあるジュードを、という事になりました。グウィネスはファッションセンスも優れているし、この二人が1930年代にピッタリはまったんです。」

Q,ブルースクリーンで撮影したとの事ですが撮影中のエピソードは?
ジュード「ブルースクリーンでは、子供の時のように色々と想像しながらやっていました。童心に戻ったみたいで楽しかったです。あとは、見えないものを見えてるように演じなければいけないというのは大変でした。」
とそれぞれがコメントを述べた。

古典的なスタイルと現代の最先端デジタル・テクノロジーとを継ぎ目なく溶け込ませたケリー・コンラン監督。そして今回はスカイキャプテンを演じた『AI』『コールド・マウンテン』のジュード・ロウ。ヒロイン演じるオスカー女優のグウィネス・パルトロウ。
夢のような豪華俳優の競演と、革新的な映像プロジェクトで贈る壮大なSFアクション・アドベンチャー『スカイキャプテン—ワールド・オブ・トゥモロー—』は、来年の正月ロードショー!
(菅野奈緒美)

□作品紹介
『スカイ・キャプテン』
□東京国際映画祭
http://www.tiff-jp.net/index_j.html