第17回東京国際映画祭特別企画、女性映画祭の前夜祭が白金台にあるラディソン都ホテル東京で開催された。本企画は、東京国際女性映画祭のバックアップイベントとして女性映画祭の前夜祭という位置づけで、オズマガジン(女性情報誌)の発行元であるスターツ出版が企画、実施したものである。
そこで、映画祭にちなみ、『最もスクリーンに輝いた新星』、【Platinum Film Actress Awards】と称した賞を制定。

第1回目の『最も輝いた新星』では映画「世界の中心で愛をさけぶ」の亜紀役を好演した長澤まさみさんに決定した。そして『話題賞』では映画「DeepLove」のアユ役を演じた重泉充香さんが選ばれた。(オズマガジン読者1000名アンケートから)
本日は受賞者の長澤さんと重泉さんがご本人出演の映画主題歌が流れる中登場。会場には一般公募した200名の女性が観客として来場していて観客も一緒に楽しめる参加型のイベントとなっていた為、「亜紀ちゃーん!」「アユー!」という声が飛び交っている中での授賞式となった。二方には賞の贈呈がされ、それぞれコメントを残した。

長澤さんは「「世界の中心〜」では、ずっと緊張感持ち続けながら必死でやっていました。それを皆さんに見て頂けるというのはすごく嬉しい事です。」と穏やかな表情で語った。
司会者に今後の目標について聞かれると「いつもみんなが“ハッ!”と驚くような女優になれるように日々努力していきたいと思っています。」と抱負を述べた。次に、重泉さんは「初めて出演した作品で賞を貰えるなんて嬉しい。Yoshi監督が演技指導してくれたので楽しく演じられました。今後としては、これからも女優として頑張っていきたいです。」と続けた。

今後も第2回、第3回と“女性達だけで選ぶ、女性の為の映画賞”が続いていく事、そしてそこから世界に羽ばたく日本の女性が出てくる事にも大いに期待したい。
(菅野奈緒美)