2001年に公開され、各地から青年有害映画に指定された『援助交際撲滅運動』。原作は「殺し屋1」の山本英夫と「天然少女 萬」のこばやしてつやによる夢のタッグコミック「援助交際撲滅運動」。前作に引き続き、イカレタ演出を鈴木浩介監督が、クレイジーな変態おやじ・クニを遠藤憲一が、そして新たに戦う美少女役にAV女優・蒼井そらを迎えてのシリーズ第2弾『援助交際撲滅運動 地獄変』の初日舞台挨拶が、渋谷UPLINK FACTORYにて行われた。

 遠藤憲一さんは上映後の登壇ということで、まずは鈴木監督、主演の蒼井さん、オギス役の松嶋亮太さん、坂東役の緋田康人さんの4名での舞台挨拶となりました。
 歌手に役者にと大忙しの主演蒼井さんに話題は集中し、蒼井さんは「撮影中に笑いを堪えるのが大変だったんです。見てもらうとどのぐらい大変だったかわかると思います。」と現場を思い浮かべ笑みがこぼれる。「アドリブもすごく多くて、ついてゆくだけで大変だったんです。」と話すと、「台詞にないものについてゆくって意味では蒼井さんは主演女優賞ものです。」と鈴木監督。続いて緋田さん、松島さんと「間違いない!」と声を揃える。「台本の通りに演じると監督が怒るんです。」と緋田さん。クニ役の遠藤さんと同様、緋田さんのクレイジーぶりは台本を超えてアドリブで勢いよく演じられ、映画に迫力を出している。
 アクションシーンがあるということで、蒼井さんは「演技指導を監督から受けました。」と話す。監督は「予告編は見たことがあるでしょうか。実はあの中のシーンで全てなんです。あっという間なんです。」と笑いを誘う。「DVDにはさまざまなシーンが特典付き、蒼井さんの寝起きのシーンも入っているので是非そちらも見て下さい。」と鈴木監督。
 最後に「表情を見て下さい」と蒼井さん。つづいて「表情を見て下さい。」と緋田さんが繰り返し、笑いが起こる。

 主演の蒼井さんをはじめ、役者の方々の魅力を存分に引き出している鈴木監督が描く、前作よりもクレイジーな世界に注目が集まっています!

今後以下のようなイベントを予定しております。
※なお、10/8、9は1分間、フィルム写真限定(デジカメ、ビデオ禁止)で一般の方
の撮影時間をとります。

10/5(火) 鈴木浩介監督、佐々木浩久監督(『発狂する唇』『怪談新耳袋』)
10/7(木) 豊島圭介 (『援助交際撲滅運動地獄変』脚本)、松嶋亮太
10/8(金) 涼樹れん、飯沢もも、藍山みなみ
10/9(土) 蒼井そら
10/15(金) プレゼント大会(ゲストなし/蒼井そらグッズをプレゼント)

以上

■『援助交際撲滅運動地獄変』は、渋谷アップリンク・ファクトリーにてレイトショー中!

(佐藤麻理恵)