LOVEあり、青春あり、バトルありのスピーディなストーリー展開に、CGやアニメーション、スケール感大のアクションを盛り込んだ類をみない奇想天外な世界。日本の伝統芸能をフィーチャーし、現代の若者の成長と挫折をファンタジックに描いた日本発の新世代エンターテインメント・ムービーがここに誕生した。

本日、『オーバードライブ』初日舞台挨拶がテアトル新宿で行われ、監督、出演者総勢11名ものゲストが登壇した。劇場は何処もかしこもマスコミと観客で埋め尽くされ大盛況ぶりが伺われた。

登壇者は、柏原収史/鈴木蘭々/杏さゆり/賀集利樹/ミッキーカーチス/阿井莉沙/新田弘志/新田昌弘/木下伸市/高橋脩市郎/筒井武文監督。

まず始めに、柏原と津軽三味線奏者で本作音楽担当の高橋さんの共演三味線ライブ披露された。そして質疑応答へ。

司会者:「柏原さんは三味線で大変猛特訓されたようですが?先程のライブの点数は?蘭々さんや賀集さんは撮影の方いかがでしたか?」

柏原:「リアルに61点位ですかね。笑)簡単なものじゃないので三味線は好きになるのがなかなか難しかったが一回好きになるともっと弾きたい、って感じました。」

高橋さん:「柏原君はたった三ヶ月でよくやってくれました。柏原君が弾けないと何も始まらないという感じで特訓してかなりの上達振りでした。」

蘭々:「ほんっとに三味線の練習大変で私がいないと始まらないといった感じで。笑)」そこで柏原から「おいっ!笑」というツッコミ。
「歌は楽しかったです。PVみたいなシーンもあって。みんなとも冗談言い合いながら楽しく出来たと思います。」

賀集:「そうですね、自分も『シンジケート』という曲作るのが大変で、僕がいないと始まらないといった感じで笑)」と次々とこの言い回しが感染。「あれは俺が!」と柏原のツッコミも炸裂していた。

司会者:「では、最後に柏原さんと筒井監督一言ずつお願いします。」という事で、
柏原:「今まで生きてきてこんなに頑張れたのはあまり無いので思い入れ強い作品です。本作は一年半前から関わってたが、今こうして皆さんに見てもらえて嬉しいです。」

筒井監督:「一本の映画で出来ない事なんて無い。一本の映画で面白い事とにかくやり尽くそう。そういう覚悟でやってきました。本当に現場楽しかったのでその痕跡が映画を見た方達に伝われば嬉しいです。」とコメントをまとめた。

笑いあり、涙ありの、スポ根改めスーパー“三味根”の誕生に目が離せない!

■『オーバードライヴ』は、テアトル新宿・テアトル池袋にて公開中!

(菅野奈緒美)