『オーバードライヴ』公開記念 スーパー津軽三味線ライブ!
まだ蒸し暑い初秋の中、新宿ステーション・スクエアで映画『オーバードライヴ』公開記念として津軽三味線ライブが開催された。
このイベントでは出演者の(人気ロックバンドゼロデシベルVo.G.Key役の)鈴木蘭々、柏原収史、賀集利樹、(歌姫役)阿井莉沙、(親子津軽三味線奏者)新田親子、(日本を代表する津軽三味線奏者)木下さん、(津軽三味線監督)高橋さん、(弦のハートを虜にする役)杏さゆりさんが登場し、インタビューが行われた。
司会:「それぞれの役どころは?」
蘭々:「私は柏原さん演じる弦と恋仲で、ワガママで、みんなを振り回して〜。本当の私とは全く違う役です!笑」
司会:「三味線はいかがでしたか?」
蘭々:「CD聞いた時にすごく躍動感あって心にきた。柏原君は最初から三味線が弾けるからキャスティングされたのかと思ったけどそうじゃなかった。最初からうまかったんです。」
賀集:「自分とジンという役は似ている所がある。自分のマイペースな所をジンに取り入れたりした。」
柏原:「脚本読んだ時点で、おもしろい!ぜひやりたい!と思った。三味線は出来るだろう、それ程難しくは無いだろうと思っていたんですが…苦笑。それで、今回三味線教えてくれた音楽監督の高橋さんのライブを見に行ったら大袈裟とかじゃなく感動して涙出てきた。」
音楽監督の高橋さん:「本当によくやってくれた。たった三ヶ月間ですよ!今後も彼が求める限り指導して行きたい。彼をもう少し鍛えて三味線の世界でもカリスマに!」
柏原:「いやぁ、もう少し役者の方で落ち着いてから笑」
と、とても和やかで撮影現場も良い雰囲気だったんだろうな、と伝わってくる会見だった。
その他、劇中の人気ロックバンド『ゼロデシベル』が「シンジゲート」という曲を、柏原が高橋先生と三味線披露する一幕もあり大いに会場は盛り上がっていた。
この映画には沢山の見所がある。特に、柏原の指が血だらけになる位練習したという三味線を力強く奏でる姿には大注目だ!
(菅野奈緒美)
■『オーバードライヴ』は、今秋テアトル新宿・テアトル池袋ほか全国順次公開
□作品紹介
オーバードライヴ