まだ暑さが続く初秋、「スクール・ウォーズHERO」の初日舞台挨拶が行われた。
会場は東劇。400人は入る大きな劇場だ。ぎっしりと埋まった席、立ち見の人も何人かいた。会場にいる観客はさっき見終わったばかりという事で興奮冷め遣らない感じだ。会場全体が本日来るゲストの照栄、内田、SAYAKA、原作の山口さん、監督の関本さんの登場を今か今かと首を長くしている待っている雰囲気だ。
そしてしばらくしてようやくゲストの方々の登場。拍手喝采で益々ヒートアップしていく会場。そんな真っ只中舞台挨拶が始まった。
照栄:「1年前に主演として台本もらった時にはあまりの恐怖心、不安、感情入り過ぎで友達と食事しながら泣きながらスクール〜の話した事思い出す。原作の山口さんにドラマにしたくてやってきたんじゃない。教師として当たり前の事をしてきたらこうした結果に繋がっていた、というのを聞いた時先生の人間的な大きさを改めて実感した。」
内田:「クランクイン後、自分に大きな変化があった。学生時代、友達や先生とかそんな人間関係には興味がなかった。だから最初みんなとの団体行動なんかにすごく不安を感じた。でも、周りにいる人たちと接していく内に色々な感情が自分の中にもあるって事、気付かせてくれた。温かさを素直に感じれるようになった。だからすごく個人的な事だけどスクール〜には感謝している」
SAYAKA:「私自身部活動の経験無い。だからみんなで1つの目標に向かってく努力やがんばっていくという経験できて光栄。」
山口先生:「映画を見て勇気、希望、感動、そして愛を持ってすればどんな事だって出来る!と思ってくれればこんな嬉しい事は無い。」
関本監督:「私の母校が素晴らしいドラマを作ってくれたから絶対映画化したいと思った。キャストのみんな本当にいつ倒れてもいいような暑くて過酷な状況の中よくがんばってくれた!」とみんながそれぞれ映画に対する思いを熱く語った。
最後に写真撮影の時、相当心も体も熱くなっていたのか照栄さんがハンカチで汗を拭いながら「熱血だよ!すっげー燃えてるよ!」と言って笑っているのが印象的でこの映画への思いもすごく伝わってきた一幕だった。
(菅野奈緒美)

■『スクール・ウォーズ HERO』は、シネ・リーブル池袋他にて全国ロードショー中!

□作品紹介
『スクール・ウォーズ HERO』