本日、第17回東京国際映画祭記者会見が行われ、作品が発表された。
審査委員長には、山田洋次監督に決まった。また、オープニング作品は山田洋次監督の『隠し剣鬼の爪』、オープニング・ナイトの作品に『ハウルの動く城』、クロージング作品にはスティーヴン・スピルバーグ監督の『ターミナル』が発表された。
会見で、映画祭コンペティション部門の審査委員長も務める山田監督は、『隠し剣鬼の爪』で主演の永瀬正敏とともに登壇し、「映画を評価しながら観るのは楽しくないし、審査員になるのはどうかと思ったが映画祭のゼネラル・プロデューサーである角川氏にわたしの映画作りのコンセプトが、自分の考えと重なる」とコメント。「審査員長を受けたからには、一生懸命やる」と語った。
オープニング会場は、渋谷から六本木ヒルズに移し、クロージングは、従来通り渋谷Bunkamuraで行われる。
また、UIP映画配給『ターミナル』がクロージング作品として選ばれたことで、この上映にあわせて10月下旬スティーブン・スピルバーグ監督と主演トム・ハンクスの来日が決定した。
スピルバーグ監督はおととしの東京国際映画祭「マイノリティリポート」以来2年ぶり、トム・ハンクスは97年「すべてをあなたに」での来日以来7年ぶりの来日。

公式サイト:http://www.tiff-jp.net/