ドラキュラに狼男にフランケンシュタイン…モンスター総出演!とてつもないスケールの超大作『ヴァン・ヘルシング』。そのスティーブン・ソマーズ監督とキャストが、9月4日の公開を目前に控えた本日30日、新宿パークハイアット東京にて緊急来日記者会見を開いた。

ソマーズ監督、王子ヴェルカン役のウィル・ケンプさん、武器の発明家カール役のデヴィッド・ウェンハムさん、ドラキュラの花嫁の第1花嫁アリーラ役のエレナ・アナヤさん、第2花嫁ヴェローナ役のシルヴィア・コロカさん、第3花嫁マリーシュカ役のジョージ−・マランさんが登壇。先月初来日を果たしているケンプさん以外は、皆さん初来日となる。

監督は「自分が思い描いていたより“大きな”作品に仕上がった」と自信たっぷり。ドラキュラの花嫁が空を飛ぶシーンなど、今までにないワイヤーでの吊るし方、カメラワークに挑戦したそう。これまでのイメージとは違った役柄を演じたウェンハムさんは「コミカルな役を楽しめました」とにっこり。それぞれ素敵なドレス姿の美人花嫁たち(本当にセクシー!)は、「ドラキュラが大好きで、どうしてもこの役をやりたかった!ドラキュラフリークなんです」(シルヴィアさん)、「いじめられたりフラれたりする役が多かったので、今回悪女を演じられて楽しかったです」(エレナさん)、「私は生来善い人間なのですが、人の心の中に潜む悪魔を大いに出せたと思う」(ジョージ−さん)とコメント。

 ここで花束贈呈に登場したのは、鈴木あみさん。花嫁たちに「セクシーさの秘訣は?」と質問したところ、シルヴィアさんが「1時間半もかけたメイクのおかげ」と少しお茶目に答える。監督は、次回作はまだ考えていないとのこと。ウェンハムさんからは「ドラキュラ VS ゴジラ」という提案もとびだす。皆さんとてもリラックスしている様子で、楽しい“チーム、ヴァン・ヘルシング”の会見となりました。明日のジャパン・プレミア後、一行は大阪のUSJに手形をとるために行かれるそうです。
(村松美和)

■『ヴァン・ヘルシング』は、2004年9月4日より日比谷スカラ座1他全国東宝洋画系超拡大ロードショー!

□作品紹介 ヴァン・ヘルシング