森の中に突然放り込まれた7人の若者たちが出会う不条理な殺人ゲーム。新感覚のバイオレンス&サスペンスムービー『D.P』が8月7日(土)テアトル池袋にて公開初日を迎えた。劇場には、「仮面ライダー555」で人気を獲得した主演の半田健人を筆頭に藤田陽子、高野八誠、蒲生麻由、阿部薫、浅井星光、松田賢二と大勢のキャストに加え、千葉誠治監督が登場し舞台挨拶を行った。たくさんのイケメン俳優たちが登壇するとあって、開場後の場内は人、人、人の大盛況。多くのファンの声援がとびかうなか、舞台挨拶が行われた。

半田健人「撮影は2月で冬の寒さのすごく厳しい時期でした。今日はキャストのみんなとも会うのが久々でうれしいです。現場ではお菓子をたくさんもってきて、衣裳にはいつもチョコを入れていました。実はポッケにチョコが入ったまま僕演技していました!(笑)あと思い出に残っているのは、焚き火をいつも絶やさないようにしていたことです。焚き火にハマってきちゃって現場では焚き火係りでした。火が弱くなったら復活する技も習得してしまったくらい。」

と、裏話をふくめつつ撮影の思い出話を語った。また、『犬と歩けば』(篠崎誠監督)での演技や作詞も手掛けた『茶の味』(石井克人監督)の主題歌など多彩な活躍で注目を集める藤田陽子さんも、半田と同じく「やっぱり寒さとの戦い」と語り。半田さんから「同じじゃん!」とつっこまれるシーンも。また、高野八誠さんからは藤田さんが当日着ていた「ピーターパン」のウェンディのようなドレスをして「みんなで今日はパジャマで来ようって提案したら、独りだけ本当に着てきちゃったんですよ!」とからかわれるなど、共演者みんな仲のよさがこちらにも伝わってきた。

「ちゃんとした役がある映画出演は初めてだったけれどすごく楽しかったです!」(蒲生)、「現場でもいつもこんな感じでした。監督もよくわからない人で最後まで『D.P』の意味を教えてくれませんでした。」(阿部)、「私は半田くんと戦う役でシーンの前に「アクションだめなんです!」ってゆっていたのに、本番になったらものすごいんですよ!さすが仮面ライダーです。」(浅井)、「本当の焚き火係は俺です!」(松田賢二)などなど、出演者それぞれがコメント。
監督の千葉さんは「お前達は、火とお菓子の話しかないのかよ!監督の演出が、とか脚本の話とかしてくれよ!」と笑う。「阿部君の話にもあったけど『D.P』とは何?って思うでしょうけどそう思ったらもう一回見てください。たぶん分かると思います。ちゃんとエピソード2,3と僕は用意はしてあるんで、お客さんがたくさん観てくれれば続編を作ることができると思います。そうすればまた、このメンバーに会うことができます。ネットで話しあったりお客さんの間で話題になってくれればうれしいです。」とあくまで『D.P』の謎をつらぬきとおした。

☆新感覚バイオレンス&サスペンスムービー『D.P』はテアトル池袋にてレイトショー!

□公式HP
D.P