新感覚音楽映画『フーチャ 旋律の彼方に』公開初日舞台挨拶
東芝のエンタテインメントサイト「webstreet」で配信された、ウェブドラマ全9話の劇場公開版『フーチャ 旋律の彼方に』は、従来の映画とちがってセリフではなく音楽で見せる新しいタイプの作品だ。沖縄を舞台に、かつてはその名を轟かせたスランプの作曲家の主人公に萩原聖人、宿のシンガーに森下千里、主人公の前妻藤真美穂、また村松利史や菅井きんといったベテラン役者たちが作品をひきしめる。
7月31日の公開初日、テアトル池袋では秋原正俊監督をはじめ森下千里、藤真美穂、この作品の重要な役割を果たす音楽を担当したクリヤマコトが舞台挨拶をおこなった。
森下「役名もなかったしほとんどセリフもないシンガーの役でした」
藤真「私は役名はありましたが、ほとんど正面からのカットはなく後ろ姿とか横顔の出演でした。」
クリヤ「この作品の中ではじめて出来た曲は森下さんが歌う曲で、監督から80年代のアイドルっぽい曲を、といわれましたが、当時僕は修行で海外にいたので80年代と言われてもちょっと検討がつきませんでしたね。だから今はじめてその時代の音楽をきいてすごく新鮮に感じました。」
とそれぞれ作品について語った。
またみどころのひとつとして、萩原聖人がピアノを弾くシーンを出演者たちが挙げた。絶対に弾けるわけがないといわれていた楽曲を、2・3日寝ないで練習し本番では見事に演奏してみせたという。現在、韓国映画の『力道山』(公開未定)の撮影中で舞台挨拶には来場できなかった萩原聖人だが、その役者魂をスクリーンでチェックしよう!
★『フーチャ 旋律の彼方に』は7月31日から8月6日まで一週間限定上映!
□作品紹介
『フーチャ 旋律の彼方へ』