やる気のない男・RIKUO、やる気しかない男・GAS、相手を不幸にする女・NAMIKOが織りなす、暴走しまくりの思いっきりパワフルな青春映画『ハーケンクロイツの翼』が公開初日を迎え、新宿ジョイシネマ３にて舞台挨拶が行われた。
　まず、街の自警団“カーディガンエンジェルス”として出演している榎譲治さんが、衣装の赤いカーディガン姿で登場。汗を流しながらも おもしろおかしく動きまわり、お客さんを和ませる。そして、とうとう主演の小栗旬さん（RIKUO役）、山根和馬さん（GAS役）、伴杏里さん（ＮＡＭＩKO役）、ＥＤＤＩＥさん（森本役）、遠藤雄弥さん（リョウ役）、片嶋一貴監督が現れると、場内は興奮の渦に！
　
　立ち見のお客さんもいるほどの盛況ぶりに「こんなに集まって下さってありがとうございます。とてもチームワークよく撮影できました。楽しんで観てください」と小栗さん。山根さんは「この映画は、オレの始まりって感じっす！撮影初めの頃は、（緊張して）どっかんヤバかったっすよ！」と元気にコメント。
　映画の中みたいに怖い人なんですか？と訊かれ、心外という表情でＥＤＤＩＥさんが「めちゃめちゃ優しいっすよ」と答えると場内に笑いが起こる。伴さんには「かわいー！」という声が絶えず、負けじと遠藤さんにも「ゆうやー！」と黄色い声が。
　監督は小栗さんについて「オーディションで「コイツだ…！」と思わせられた。そういうオーラを持ってる」と語った。

　「片嶋一騎先生」と呼ばれ 監督が「ぷっ」と吹き出したり、小栗さんが「ハードな撮影後のビールといったらもう・・・！」と言ったり、隙を見計らっては「譲治さん、汗すごいですよ」とツッコミを入れたり。さらに、お互いを「旬」「和馬」などと呼び合っているところからも、現場の雰囲気や皆さんの人間関係が感じ取れる、非常にくだけた、ハーケンクロイツらしさがいっぱいの舞台挨拶でした。
　『あずみ』『ロボコン』などで成長著しい若手人気俳優・小栗旬、『ウォーターボーイズ』の山根和馬、『GO』『カミナリ走ル夏』秋公開『ガチャポン』に出演、さらに『不良少年の夢』に出演が決定している今注目の伴杏里。この３人の魅力が詰まった『ハーケンクロイツの翼』、ぜひご覧になってみてください！
（村松美和）

■『ハーケンクロイツの翼』は、新宿ジョイシネマ３にて爆裂レイトショー中！

□作品紹介　『ハーケンクロイツの翼』