昨年の6月に韓国で公開され、韓国映画史上NO.1のオープニング週動員新記録を樹立。現在、日本が韓流ブームの流れの中、姉妹を演じた主演の姉・スミ役、イム・スジョンさんと妹・スヨン役、ムン・グニョンさんが来日、都内の劇場で、女性だけを集めて試写会を開催した。
イム・スジョンさんは、モデルから俳優に転進、「ピアノを弾く大統領」でアン・ソンギ演じる大統領の娘役でデビュー、翌年の本作「箪笥」での演技が認められ多数の映画賞の新人賞を獲得、一躍人気スターとなった。最新作は、この秋日本で公開が予定されている恋愛映画「...ing」で主演している。
ムン・グニョンさんは、韓国ドラマではおなじみの「秋の童話」でソン・ヘギョ演じるウンソの子ども時代を演じた清純派の現役高校生女優。映画では先頃公開された「永遠の片想い」でチャ・テヒョン演じる学生の妹役でデビュー、本作が3作目となる。最新作「幼い花嫁」(日本・未公開)でのコミカルな演技が話題になっている。
そんな韓国で話題の女優が舞台挨拶を行った。
イム・スジョンさんは「撮影中、スタッフ、キャストのみんなが相次いで体調を悪くして不思議な体験をしました」とムン・グニョンさんは「初めての来日でインタビューの休みには、富士山にも行ってみたいし、ラーメンも食べてみたい」と。
作品は。韓国では誰もが知っている古典の怪談「薔花紅蓮伝」をベースに、怨霊に取り憑かれた家に住む美しい姉妹を襲う世にも奇怪な出来事をスタイリッシュなタッチで描いた、恐ろしくも切ない物語。
公開は、24日より。当日は、シネマミラノで再びイム・スジョンさんとムン・グニョンさんが舞台挨拶を行う。
(YAS)

※舞台挨拶は7/24(土)新宿シネマミラノに9:40amの回上映終了後

□作品紹介
『箪笥』