1966年のオンエア開始から約50年。イギリス発の伝説の名作「サンダーバード」実写版映画がついに完成!カラフルなレトロ・フューチャーの世界を見事に実現させた、そのスタイル・そのスピード・そのパワーに全世界が注目!

公開を間近に控え、ジョナサン・フレイクス監督とトレーシー・ボーイズを演じた5人が来日し、新宿パークハイアット東京にて記者会見を開いた。壇上には、トレーシー・ボーイズの5人の顔写真が貼られた扉がずらり。白煙と共に、サンダーバード1号に乗る次男スコット・トレーシー役フィリップ・ウィンチェスターさん、2号に乗る三男バージル・トレーシー役ドミニク・コレンソさん、3号に乗る四男ゴードン・トレーシー役ベン・ト—ジャーセンさん、4号に乗る五男アラン・トレーシー役ブラディ・コルベットさん、5号に乗る長男ジョン・トレーシー役レックス・シャープネルさんが、それぞれの扉から登場!そして、この究極のエンターテイメントを生み出したジョナサン・フレイクス監督もご登壇。
特別ゲストとして、大ヒット中の映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』に出演し一躍人気となった女優・長澤まさみさんが、一人一人に花束を贈呈。「『サンダーバード』は、とても夢のある作品」と語る。爽やかで清楚に着物を着こなしている長澤さんに、ちょっと照れた表情を見せた皆さんでした。

フレイクス監督は、セットが完成した際トレーシー・ボーイズに「さあ、好きにこのおもちゃと遊びなさい」と言ったという。監督の豊富な俳優経験は俳優たちへの深い理解・気遣いに繋がり、まったく彼からのプレシャーは無かったと口を揃える5人。ドミニクさんは「毎日楽しくて仕方なかった。演技初心者もいたが、監督は優しく指導してくれたし勉強になった」と撮影を振り返る。監督について「遊ぼー遊ぼー楽しいから僕と一緒に遊ぼー!」と5歳の男の子にせがまれている感覚だったというブラディさんの発言には、全員が笑う。レックスさんは「皆この映画への出演を喜んでくれたけれど、髪を染めてからは話のネタにされた。これからは世界中で笑いものになってしまうよ」と、ちょっとトホホなエピソードも披露。フィリップさんは、映画の中で父親ジェフが言う「人の命を助けることは危険だ。でもそれが僕らの仕事なんだ」という言葉が、ベンさんは“サンダーバード・アー・ゴー!”が印象に残っている言葉という。ちなみに、乗ってみたいマシ—ンは、長澤さん・ブラディさん・監督はピンクのFAB-1、フィリップさんはサンダーバード5号、ドミニクさんは1号、ベンさんは2号、レックスさんは「乗り物でなく、トレーシー・アイランドに居たい」とのこと。

6人共、映画制作の参加にあたり、両親や兄弟など家族からとても喜ばれたそう。世代を超えて世界中で愛され続けているこの『サンダーバード』。実写版で、さらにどきどき・わくわくの気持ちを味わってみてください!
5 4 3 2 1 Thunderbirds Are Go!!
(村松美和)

■『サンダーバード』は、8月7日より日劇3ほか全国東宝洋画系にてロードショー!

□作品紹介 『サンダーバード』