3人の無法者ゴーゴー娘たちの無軌道ぶりをスタイリッシュに描いたキング・オブ・エロスのラス・メイヤー監督の傑作『プッシーキャット、キル!キル!』。この作品にオマージュを捧げ、舞台を東北の漁村に置き換えたとんでもなくポップな作品、本田隆一監督の和製メイヤー映画『プッシーキャット大作戦』がレイトショー公開中だ。テアトル新宿では公開を記念して連日トークイベントが開催されている。

7/7のトークゲストは、『殺し屋1』の脚本や『キル・ビルVol.1』では役者としてハリウッドデビューもはたした脚本家の佐藤佐吉さんをお迎えして本田隆一監督の原点から見つめてきたエピソードが語られた。
2人の共通点は、水戸短編映像祭での出会い、そしてゆうばり国際ファンタスティック映画祭など映画祭を通じて、水戸短編映像祭での名刺交換から佐藤佐吉さんが本田監督とのコラボレーションまで実現、今月末に公開される『セクシードリンク大作戦〜神様のくれた酒』が実現する。
現在でも飲み仲間である二人、『セクシードリンク大作戦〜神様のくれた酒』が完成するまでのちょっとした秘話などが語られた。「誰か撮影してくれる人がいないかなぁと」水戸を訪れた佐藤さん「ほんとうにあの出会いが無ければ、現在の仕事に結びついていなかったです。」と本田監督、この出会いが吉本の仕事につながる。そんな交友範囲の広さが劇場ロビーで見つけることができます。
劇場に足を運んでみませんか?
8日は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオスシアターディレクターで、本田隆一監督の原点から見続けている証人のひとりである評論家の塩田時敏さんをお迎えしてトークが行われる。これも必見です。

☆「プッシーキャット大作戦」はテアトル新宿にてレイトショー公開中 

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プッシーキャット大作戦

セクシードリンク大作戦〜神様のくれた酒