小学館「少年サンデー」にて2001年から連載が始まるや否や大人気となり、2003年4月からはテレビアニメ化され、今では知らない小学生はいないとまで言える人気ぶりの『金色のガッシュベル!!』が今夏とうとう劇場版長編アニメーションとして登場。
その製作会見が6日に赤坂プリンスホテルで開かれた。

・亀井氏(小学館マルチメディア局取締役)
 「(連載開始から)3年ばかりで劇場版にして頂いた作品としては一番早いのではないかと思う。5大劇場アニメに加え、6大劇場アニメにしていけたら」
・関氏(東映アニメーション・プロデューサー)
 「ガッシュとパートナーの清麿が魔界に行くお話です」
・大谷育江さん(ガッシュ役)
 「劇場版製作が決まって、“期待いっぱい、ちょっと心配”でした。今ガッシュは記憶を無くしている状態ですが、過去が少し分かってくる内容。楽しんで頂けると思う」
・櫻井孝宏さん(高瀬清麿役)
 「熱演させて頂いた。フルパワーで臨んでいます。劇場公開が非常に楽しみで。お父さんやお母さんもきっと惹き込まれるでしょう」
・上戸彩さん(テー,マソング「涙をふいて」)
 「歌わせてもらってすっごく嬉しい。ぜひ劇場に足を運んでください」
・錦織健さん(黒騎士役)
 「僕がある番組でガッチャマンの歌を歌っているのを監督が目に留めてくれたらしいです。声優を体験してみて、改めて声優の方を尊敬しました。微妙な間の闘いがスゴイ。僕なんか、アドリブでどうすることもできなくて思わず歌ってしまった」

そして、現在急ピッチで仕上げ作業に取りかかっており残念ながら出席できなかった志水淳児監督から、錦織さんと上戸さんへメッセージが。
 錦織さんへ——この映画は子供たちの記憶に刻まれるわけだから、今回は未来へ繋がるかもしれないコラボレーションだったと思う。
 上戸さんへ——いつもガッシュを応援していくれてありがとう。作品の世界観を見事に歌いげてくれている。僕らの良きパートナー・上戸彩に感謝!!

今回念願のアニメ声優初挑戦の錦織さんは「アドリブで歌ったところがきちんとした歌になって、実は明日収録なんです」というこぼれ話を披露。
ガッシュの魅力について「最近のアニメでは珍しいくらいにピュアなキャラクター。子供に夢や希望を与えてくれると思う」と真剣に語る上戸さん。映画のエンディングで自分の歌声が流れることに対しては「夢でした!ドラマとはまた違った嬉しさがあります。私は小さい子が好きなので、一緒に歌えたらいいな」と目を輝かせていました。
(村松美和)

■『金色のガッシュベル!!101番目の魔物』は、8月7日より全国東映系にてロードショー!

□作品紹介『劇場版 金色のガッシュベル!! 101番目の魔物』