携帯電話にまつわるホラーで大ヒットしたアン・ビョンギ監督の『ボイス』。彼がこの成功を収めるきっかけとなったのが本日(7月3日)公開初日を迎えた彼の監督第一作にあたる作品『友引忌』だ。公開当時本国である韓国では大ヒットを記録し、すぐに拡大公開が決定したほど。“本当に怖い映画”として韓国中を震撼させた最恐映画だという。黒澤清、清水崇など海外からの注目も高まっているジャパニーズホラーを見てきている日本の観客は、この韓国最恐ホラーにどのような反応を示すのだろうか。
 初日の初回終了後には、この映画の宣伝隊長の“霊界の伝道師”稲川淳二が登場し、たっぷりと恐怖を味わった観客はさらに追い討ちをかけるように稲川怪談を堪能した。
 ところで、タイトルにもなっている≪友引≫とは、中国から伝わった六曜(仏滅・大安・先勝・先負・赤口)の1つで、物事に勝ち負けがない日のことをいうとか。しかしこの日に葬儀を行うと文字通り親しい者をあの世へ引っ張るといわれ、日本でも昔からこの日に葬式を出すことは避けられているという。
(watano)

★『友引忌』は新宿シネマミラノほか全国にて公開中

□作品紹介
友引忌