夏休みにはファンタジックなこの作品がぴったり!『ほたるの星』初日舞台挨拶
山口県防府市の小学校教諭の瀧口稔さんが、子供達と一緒に消えつつあったほたるを再び蘇らせた実話をもとに、宗田理原作、菅原浩志監督の「ぼくらの七日間戦争」のコンビによって映画化された夏休みにぴったりな感動作『ほたるの里』が本日6月5日公開初日を迎えた。新宿武蔵野館での舞台挨拶には、菅原監督、宗田理ほか、主演の先生役を演じた小沢征悦、生徒役のBerryz工房の菅谷梨沙子、熊井友理奈、ハロー!プロジェクト・キッズの岡井千聖、八名信夫がそれぞれに作品への思いを語った。
「この映画はみんなで長い間かけて作ったものです。」と菅原監督も初日をむかえてほっと一安心といった要す。主演の三輪先生役の小沢征悦「大人と子供が1つの夢を追いかける映画です。僕自身6月8日が誕生日なのでとてもよい記念になった映画です。自分にとって心に残る作品になりました。」とコメント、たくさん子供達との共演では「スタッフの方がみんなに指示をだしてもあまり聞いていなかったけど、僕がみんなに言うとみんなゆうこときくんですよ。本当の先生になった気分でしたね。」と笑った。
方や生徒役を好演したのはハロー!プロジェクトか生まれたユニット”Berryz工房”の菅谷梨沙子、熊井友理奈、ハロー!プロジェクト・キッズの岡井千聖。彼女たちを一目みようと場内は大勢のハロプロファンのお兄さんたちでいっぱい。「ほたるのシーンがすごくきれいです。そこを注目して見て下さい!」(菅谷)「撮影では色んな思い出ができました。観た人の思い出にこの映画がなってくれたらうれしい」(熊井)「感動的な映画なので感動してください!(?)」(岡井)という3人の一挙一投足にファンは大はしゃぎだ。また、悪役商会の八名信夫がマイクをもつと観客から”青汁ー!””まずい!”という声援が。これをうけて「今日は青汁売りにきたんじゃねえよ!」と答え、「悪役人生の中ではじめての善人役でした。最近の日本の子供たちは大きな勘違いをしている。みんなにこの映画を観て欲しい」と語った。原作の宗田理もこれを受けて「最近起きている子供の犯罪、そういうのとは対極にある映画です。これを観ていい気分になって帰ってくださいね。」と作品の出来に満足のようであった。
(綿野)
☆『ほたるの星』は新宿武蔵野館にてロードショー!
□作品紹介
ほたるの星