カンヌ映画祭が5月12日より開幕し、審査委員長を務めるクエンティン・タランティーノら審査員の記者会見ならびにタランティーノ監督からオープニング作品『バッド・エデュケーション(原題)』(監督:ペドロ・アルモドバル/日本配給:ギャガ・コミュニケーションズ)が紹介された。

主な出席者はクエンティン・タランティーノ監督ほか、仏女優のエマニュエル・ベアール、『パルプ・フィクション』のパルム・ドール受賞時のプレゼンテーターであった米女優のキャサリン・ターナー、英国女優のティルダ・スウィントン、香港のツイ・ハーク監督など。

タランティーノは、「18本に及ぶ、いろいろな国のいろいろな監督が撮った作品を観れることが非常に楽しみです。思い返してみれば、自分にとってカンヌ映画祭は、まさに天国みたいなところだ。
まずは、1992年に「レザボア・ドッグス」が批評家週間で上映されて、レッドカーペットを歩きたいっていう夢が実現した。
その次に1994年には「パルプ・フィクション」で、パルム・ドールが欲しいって夢が実現した。そして今年は念願の審査委員長としてカンヌ映画祭に参加できる。
カンヌに来るたび、毎回天国なんだけど、これ以上の天国はないよね。僕にとっては、今回のカンヌ映画祭が、まさに天国のマックス!!って言えるよ。」と興奮しながらコメントを寄せた。タランティーノ登場前に、『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』、『ジャッキー・ブラウン』そして、『キル・ビル』、『キル・ビルVol.2』の映像が上映され、タランティーノによる開会宣言を行われた。

『キル・ビルVol.2』の上映は、5月16日(日)、ユマ・サーマンをはじめとしたVol.2の出演者が勢ぞろいする。
(情報提供:ギャガ・コミュニケーションズ)

『キル・ビルVol.2』は、丸の内ピカデリー1他全国ロードショー公開中!

□作品紹介
キル・ビル Vol.2