つげ義春の漫画「会津の釣り宿」「リアリズムの宿」を原作に、山下敦弘が独自のオフビートな世界観で描いた傑作『リアリズムの宿』がシブヤ・シネマ・ソサエティで公開されている中、山下監督と主演の山本浩司、前作『ばかのハコ船』の“尾崎充”役を強烈に演じ、今回もラストに登場する“船木”役で出演する山本剛史の男3人のトークショーが開催された。ぼそぼそとまったりムードで語る彼ら、しかしなぜか会場に笑いが起きてしまう雰囲気は、なにか山下映画のもつ魅力とも共通する魅力あるものだった。
 山本浩司さんの前張り講座や、監督がなぜかヒロイン役の尾野真千子さんを「尾野さん」から急に「マチコ」と呼んでいることにみんなでつっこんだり、山本剛史さんは“尾崎充”口調でしゃべらされたりと、山下映画ファンにはたまらない一夜となったでしょう。 もっと知りたい人は動画でみてね。
(綿野)

毎週金曜日21:00の回上映前にはイベントが!
◎5/7(金) つげDAY!
 つげ義春原作映画の予告編を一挙上映(予定)
ほか
◎5/14(金) トークショー
 長塚圭史×中山祐一朗さん
         (阿佐ヶ谷スパイダース)

☆『リアリズムの宿』はシブヤ・シネマ・ソサエティにて絶賛公開中!!

□作品紹介
リアリズムの宿