パトリス・ルコント監督新作『列車に乗った男』は男二人の出会いを描く
『髪結いの亭主』『仕立て屋の恋』をはじめ近年でも『橋の上の娘』や『歓楽通り』などのヒット作で日本でも人気の高いパトリス・ルコント監督が新作『列車に乗った男』のPRに来日した。今回は、『髪結いの亭主』にも主演したフランス映画界の名優ジャン・ロシュフォールとロック界の大スター、ジョニー・アリディを起用しての二人の男の出会いを描いているという。「まったく接点のない二人が出会う、そういうものが描かけるのが映画の素晴らしいところ」とルコントは語り、現場で初対面したロシュフォールとアリディ二人をして「まさに二人は映画の中と同じく、現場で出会ったんだよ。撮影は映画の進行と同じように時系列に沿って撮ったから本当に映画の中の役の二人と同じように出会って知り合っていったんだよ。二人ともすごく緊張してた。」とルコントマジックを披露してくれた。
□作品紹介
列車に乗った男