過剰なアクションや行動が疎んじられ、バンドの仲間から見放されてしまったロック馬鹿な主人公が、ひょんなことから小学校の代用教師をすることになったことで、自分の生徒たちを従えてロックバンドのコンテストに出場しようとするハチャメチャでホットなロックンロール映画が日本にもやってきた!四角四面の教育に自分らしさを見失いかけてた現代ッ子たちに「ロックの教師」として彼らを導いていくソウルフルな主人公を演じるのは、『ハイ・フィディリティ』でのクレイジーなレコード店員、『愛しのローズマリー』での自分勝手だがなぜか憎めない主人公が好評だったジャック・ブラック。俳優活動と平行して自らロックバンド「テネイシャスD」として活動しているブラックは、まさに本作にピッタリはまっている。
 また、驚きなのが劇中でブラックとともにホットなロックをかます生徒たちの演奏はすべて彼ら自身によるもの。アバンギャルドなサウンドが日本でも人気のジム・オルークが音楽コンサルタントについていることも要注目である。

今回公開に先立ち、主演のジャック・ブラック、まだ年少ながら一流のテクニックで観客を圧倒した天才キッズのレベッカ・ブラウンちゃん(ベース)、ジョーイ・ゲイドスJrくん(ギター)、親友のネッド役と脚本も担当し公私ともにブラックのよき理解者であるマイク・ホワイトの4人が来日記者会見に登場した。場所は、作品にピッタリな六本木の「ハードロックカフェ」。多くのロックの神様たちに見守られながらの会見となった。

会場の「ジャック!」コールで姿をあらわしたブラックは上機嫌!歌うわ踊るわで、映画の中のキャラクターそのものの様子に記者も大喜び。そんなブラックのクレイジー会見の様子は動画でチェック!

☆『スクール・オブ・ロック』は4月29日より全国東宝洋画系にて公開!