今年のアカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされ、オリジナル脚本賞を受賞。ゴールデン・グローブ賞など各賞で高い評価を受けている話題作、ソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」。
3月10日、撮影場所でもあり、日本で大好きなホテルと何度も会見中に語る新宿・パークハイアット東京で、撮影場所としても使われた39階のボールルームで記者会見を行った。
監督は、「何度も日本には、来日しており、日本が大好きだ」と語り「映画の中にも会見シーンでこの場所を使っていますが、自分が会見するなんて不思議な気持ち」と。「初めてパークハイアットに来た時、とても感銘を受け、それ以来、仕事などで日本に滞在する時はここに必ず泊まることにしているんです。一歩出るとすごくビルの町並みなどでゴチャゴチャしているのに、ホテルに戻るとまるで空中に浮かんでいる島のような感じにさせてくれるのです。」
プロデューサーのロス・カッツは、「彼女の脚本が、あまりの美しさに驚いたし、感動しました。物凄い観察力と洞察力で東京を描いているんです」。
絶対に日本で、しかもこのホテルで撮影したいとホテル関係者も嬉しいくらいの誉め言葉を沢山いただき、また監督も今回の撮影で、日本にいる映画撮影で協力してくれた友人たちに感謝していると熱く語ってくれた。

公開は、4月17日(土)、シネマライズほかにてロードショー公開されます。

□作品紹介
ロスト・イン・トランスレーション