テアトル新宿で初日を迎えたケラリーノ・サンドロヴィッチ監督がともさかりえさん、プロデューサーの榎本憲男さんが参加した。
撮影について、リハーサルがちょっと苦手なともさかさん、舞台演出家として活躍のケラリーノ・サンドロヴィッチ監督はしっかりとリハーサルを行ったそうで、本番中は、そんなにミスもなく、楽しい現場だったそうです。
ともさかさんと監督との縁はバラエティ番組『少年タイヤ』で放映された舞台ドラマでV6のトニセンのメンバーを主演にともさかりえが共演、ケラリーノ・サンドロヴィッチ原作で作られたことで撮影現場で会ったとか。その後、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出『SLAPSTICKS』の舞台が決まっている時に映画の話をいただいたそうです。監督はキャスティングでの願いがそのまま、かなっただけと・・・。
サントラの話で、現在発売しているサントラは、劇中で使った音楽がそのまま入っているそうですが、劇中でともさかさんが歌う楽曲「魂のジュリエッタ」には、2番があり、その2番の歌詞には、犬山さんと蒼井さんが歌っており、姉妹の楽曲に仕上がっているとか。
今回、ともさかりえさん演じる一之江キリナの“元カレ”役にして謎の演歌ポップス歌手・東馬健(及川光博)さんが歌う演歌もシングルカットされて発売されている。
楽曲は、出演もしているムーンライダース・鈴木慶一さんのプロデュースである。

映画は、来年1月いっぱいテアトル新宿でロードショー公開される。
これは、実に新鮮に感じることのできるコメディ作品。
(Yasuhiro Togawa)

□作品紹介
1980