『フォー・ウェディング』、『ノッティング ヒルの恋人』、『ブリジッド・ジョーンズに日記』の脚本家・リチャード・カーティスが、初めて監督を手掛けた『ラブ・アクチュアリー』。クリスマスを前にしたイギリスで起きた恋の奇跡を描いた19人のキャストによる恋のアンサンブル物語である。本作で新婚の夫の親友と微妙な関係に立たされるジュリエットを演じたキーラ・ナイトレイが来日、記者会見が開催された。
まず会場に登場したキーラ・ナイトレイに、シアトルマリナーズの佐々木選手から花束が贈呈された。キーラ・ナイトレイの大ファンであるという佐々木は、彼女を目の前にした感想を聞かれると「映画の中の、金髪のイメージがあったのですが、今日はぜんぜん違う色で、大人っぽく感じます」と満面の笑みで答え、「役のために髪の色を変えるんですけど、本当は自分の髪の色が何色だったのかわからなくなっちゃった」とキーラ・ナイトレイはおどけてみせた。
集まった報道陣を物ともせず、ティーンエイジャーパワーを炸裂させ、会見に望んだキーラ・ナイトレイ。ラブ・シーンを演じるなら誰がいいか、と問われると「ハンサムなら誰でもラブシーンはオッケーよ」と切り返し、スター街道まっしぐらでお金の使い道を聞かれると「貯金!」と即座に答える堅実な面も。一方映画に対する質問には「大好きなシーンは、ヒュー・グラントが踊り出すシーン。とっても笑ったわ。逆に号泣しちゃったのは、エマ・トンプソンが夫の浮気を確信したシーン」と印象に残った場面を紹介し、「この映画を見た後、セラピーを受けたような気分になったわ。とってもポジティブな気分になれと思う!」と見所もきちんとアピール。『アーサー・キング』ではスタントなしでアクションに挑んだと言うことで、今後は”強い女性ヒロイン”を演じてみたいと最後までパワー溢れるキーラ・ナイトレイであった。
『ラブ・アクチュアリー』は、2004年2月上旬日劇3他で公開予定。

□『ラブ・アクチュアリー』作品紹介
ラブ・アクチュアリー