日本23時。 ロサンゼルス6時。ニューヨーク9時。ロンドン14時。モスクワ17時。
2003年11月5日、世界一斉に同時公開のカウントダウンの地として選ばれた東京は、スクリーンの舞台の彷彿させる雨、『ブレードランナー』でも雨が印象的に記憶に残るが、『マトリックス・レボリューションズ』も雨の中でのファイトシーンになっている。
1999年に初登場以来『マトリックス』シリーズが遂に完結する。
歴史的瞬間にキアヌ・リーブスとジャダ・ピンケット・スミス、プロデューサーのジョエル・シルバーとデザイナーのジェフリー・ダローが来日した。
キアヌは、最初の挨拶に「日本はとても特別な国であり、また戻ってこられてうれしいよ」とコメント。
撮影を振り返り「素晴らしい人たちと作品を通して出会えたのは、うれしくもあるが3部作を撮り終えて、その最終章が明日、世界で一世に封切られることを考えると、とてもエキサイティング」と語った。
世界同時公開でカウントダウンの地に日本を選んだ理由にプロデューサーのジョエルは、「今年5月、『マトリックス リローデッド』で日本に来た時、最終章のオープニングは東京でやろうと最初っから決めていた、東京タワーをグリーンに染めた、今回は、もっとすごいことをやろうと考えている」と熱く語っている。

□作品紹介
マトリックス レボリューションズ