1976年、週刊少年キング誌上にて連載された石ノ森章太郎原作のSF大河ロマン『ギルガメッシュ』。世界最古の物語・ギルガメッシュ叙事詩をベースに人類の超古代史をひも解く傑作SF作品として多くのファンに支持された原作を新たな解釈でアニメーション化。都内でアフレコ収録が行われ、出演声優陣にインタビューを行った。

円竜也役:浪川大輔「絵が他にはない感じのものになっていてびっくりしました。人間のエゴや欲、汚い部分が描かれていくと思います。今はまだ2話ですからドラマはまだないですけどこれからどんどん展開が早くなって見逃すとストーリーがわからなくなってしまうかもしれないです。」
円紀世子役:中村千絵「正直言って怖い!と思ってしまいました。どの表情を見ても陰を感じるんですよね。謎めいた作品です。」
伯爵夫人役:斎賀みつき「第一印象はおばちゃん役かよっ!って思いました(笑)この作品世界の中で一番状況を理解してる役だと思うんですが、演じている私はまったくわかってないでやってます。」
藤崎イサム役:伊藤健太郎「台詞のやりとりがシンプルで見せ方とかも含めてスタイリッシュな作品です。その中で自分をどうだせるかがんばっていきたいです。」
月岡透役:宮田幸季「石ノ森作品に出演できてうれしいですね。絵のタッチが今までと全然ちがっててリアルだと思いました。」
ノウェム役:渋谷茂「今まで関わってきた作品の中でも特殊だと思います。この世界に負けないよう、溶け込めるようにやっていきたいです。一回目のアフレコではちょっとまだわからない部分があったけど、今回はだいぶキャラクターがつかめてきてギルガメッシュのリーダーとしての存在感を出せたと思ってます。」
ウーノ役:木村亜希子「人の形をしているけど人間とは違うかたちのなにか。どういう生き物なんだろう?と思っていて、これから色がついて動くのが楽しみです。」
セクス役:保村真「まだなにも分からないのでリーダー(ノウェム)についていきます!ってとこです。」
オクト役:三戸貴史「独特な雰囲気をもった作品です。美形のオクトくんを演じれてうれしいなぁ。」

シリーズ構成に、実相寺昭雄監督や庵野秀明監督などの作品の脚本・脚色を手がける薩
川昭夫を迎え、脚本には、特撮からアニメまで幅広くかつ緻密なドラマ作りには定評の
ある小林靖子氏や『スチームボーイ』『千年女優』の村井さだゆき氏が参加している。
また、クリーチャー・メカニックデザインに竹谷隆之氏、音楽は和田薫といったところ
の見所である。
放送は、関西テレビは、10月6日(月)24時35分からオンエア開始!

□作品紹介サイト「石ノ森プロダクション」
http://www.ishimoripro.com/gilgamesh.htm