『完全なる飼育』の歴代“飼育女優”トークショーが、新宿武蔵野館で行われた。『完全なる飼育』は、多彩な俳優陣が熱演し、過激な性描写とアブノーマルな愛の形を描いている大人気シリーズである。今回集った“飼育女優”は、2作目『完全なる飼育 愛の40日』の深海理絵、3作目『完全なる飼育 香港情夜』の伊藤かな、そして現在公開中の『完全なる飼育 秘密の地下室』のしらたひさこの3人。詰め掛けたファンの彼女達を呼ぶ声と写真撮影のフラッシュで会場が湧く中、3人はそれぞれの感想や撮影裏話を披露した。

Q:撮影はどうでした?迷惑をかけたのでは? 
A:しらたひさこ 「かけてないです!山本さんがしゃべらない役で、私は相手役に徹したから、逆に苦労をかけさせられた、みたいな(笑)。」
深海理絵「私はかけまくりました。現場で泣いちゃったりとか。その頃はまだ純というか(笑)、わからないことがいっぱいあったので。」
伊藤かな「泣いて走り回ってました。悪いと思ってるかって?思ってないです(笑)。」

Q:飼育される役を演じて何か人生観は変わりましたか?
A:伊藤かな「人生は変わらないけど、考え方は変わりました。難しい役だったので、いろいろと学んだ事が多かったです。」
しらたひさこ「人間ってすごく儚いものだなあって。今回はとても人間の弱い部分が出てる作品なので。」
深海理絵「変わってないと思います。当時は不安もいっぱいあったんですが、今はそういう事を感じてないので・・・(笑)。」

Q:『完全なる飼育 秘密の地下室』について、最後に一言。
A:しらたひさこ「先輩〜!という感じ(笑)。今までの先輩方の作品とはまったく違うので、ちょっと動揺はありました。」
伊藤かな「これまでの『完全なる飼育』とは違う見方をしてみるといいんじゃないかと。」
深海理絵「3作目は2作目と違って、4作目もまた違うといった感じ。進化していってるみたい。」

★『完全なる飼育 秘密の地下室』は、新宿武蔵野館にて上映中!