カンヌ映画祭をはじめ、去年の東京国際映画祭でも上映され「新しい青春映画の傑作の誕生」として絶賛されたこの『藍色夏恋』は、国や文化の違いを超えて、誰もが自らの青春時代や初恋を思い出さずにはいられない、懐かしくて切ない胸を打つ作品である。
渋谷HMVで行われた公開記者会見には、演技に経験ながらスクリーンに鮮烈な印象を残したグイ・ルン・メイ、”台湾のキムタク””ポスト金城武”との呼び声高い人気急上昇中の若手俳優チェン・ボ−リンの2人が来日した。すでに日本にもファンの多いチェン・ボーリンくんをひと目見ようと会場に多くの女性ファンが押しかけた。会見中も顔を寄せ合ってひひそひそ話しをしたり、冗談をいって笑いあっているとても仲のよい様子のボーリンくんとグイさんに、「2人は撮影中、お互い意識してしまうようなことはなかったんですか?」という記者の質問に対しては、「いい友達にはなりました(グイ)」「男女の恋人にはならないけど、普通の友達とも違うし、説明しづらい微妙な関係です。もう会いたくないなんて思うこともあるけど、急に会いたくなる、そんな友達です。(チェン)」との解答でした。そんな2人の目標としている俳優、出演した作品などについては、「ジム・キャリーがすごく好きです。悲劇も喜劇も両方演じられるんですよね。あと岩井俊二監督の最新作観ました。こまやかな映像で、すごく好きです。(チェン)」「私は誰を目標にしているわけではなく、好きなこと楽しいことをやっていきたいと思っています。それがこれから先映画かどうかはわかりません。日本の映画では『菊次郎の夏』が好きです。セリフではなくて画面で見せる映画が好きです。」

☆『藍色夏恋』は日比谷シャンテシネにて”きらめき”ロードショー!!

公式頁『藍色夏恋』
作品紹介『藍色夏恋』