少年VSオバサンの殺し合いバトル『昭和歌謡大全集』完成!
「恋の季節」「星の流れに」「骨まで愛して」「錆びたナイフ」などの昭和歌謡の音楽に乗せて、少年たちとオバサンたちが殺し合いを繰り広げる、という村上龍原作の『昭和歌謡大全集』。キャストは松田龍平、池内博之、村田充、近藤公園、斉藤陽一郎、安藤政信の少年チームと樋口可南子、岸本加世子、森尾由美、細川ふみえ、鈴木砂羽、内田春菊のオバサンチーム、そして原田芳雄、市川実和子、古田新太など魅力的かつ豪華な面々が揃っている。監督の篠原哲雄は作品についてこう語った。
「村上龍さんの小説は好きだったんですが、何故かこの「昭和歌謡大全集」だけは恥ずかしながら読んでいなかったんです。はじめにお話をいただいて脚本を読んでみて、「なぜ自分はこの作品だけを読んでいなかったんだろう」と不思議な思いがしました。僕のフィルモグラフィーだけをみると、篠原はなんていい人の作品しか作れないんじゃないかと思われていて、僕が今回みたいな悪事の起こる作品をやるっていうのは意外に思われる方もいるかと思いますが、自分としては狂気と正気は近いところにあるんではないかというテーマでやってみました。昭和歌謡を題材にしたというのは自分としても楽しめました。とにかく1時間50分突っ走っていきますので笑っていただければ幸いです。」
☆『昭和歌謡大全集』は今秋公開予定!!
□作品紹介『昭和歌謡大全集』
(綿野かおり)